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BRM926群馬200km はじめてのブルベ改 ~雨が降った謎を追え!~

今回の出走について


先週に引き続きブルベ。殺伐とした荒船風穴…自転車って楽しいよね!みたいな感情を取り戻さなければ。AJ群馬のスタッフとして事前認定。コースは概ね平坦。45km地点近辺に300m程度の登りがあるくらい。初心者向けレイアウトだけあってイージー。


◎ブルベ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%99
◎AJ群馬 Audax Randonneurs Gunma
http://www.aj-gunma.org/

事務連絡をするとジョニーが同日走るらしい。ソロで走るのもいい、誰かと走るのも、これまた良いものである。彼の車に素直に詰まれて行くことにした。





よしおか温泉~ 41.9km通過チェック1~ 94.5km通過チェック2


今日は曇り予報、雨は降らないらしい。気温も20度前後と非常に走りやすいハズ。さて、7時スタート。多少登りはある、が、特にコース自体に取り上げることがない。


途中、桐生で雨が振り始める。


今日、少し早くよしおか温泉から新潟に向かっている600kmコース上に「きむ」という人がいる。今は長野県あたりにいる。


彼は「シャーマン」だ。

信じられないことに、自転車の世界にはシャーマンと呼ばれる存在がいる。シャーマンは雨を降らせる能力を持った人々で、降らし方には様々だ。


・自分の周りに雲を引き寄せ共に移動する型
・晴天なのに雲もなく集中豪雨をもたらす型
・雨雲レーダーを無効化させる型
・開催日に着実に降水率を上げる型

きむの自宅の近くの前を通過しているとき、雨は本降りに至った。そして離れると、路面はすぐさまドライになった。こういう例もあるのだろうか…。


通過チェック1で作業を済ませ、山を超え、通過チェック2へ向かう。ジョニーが常に先頭を行く。通過チェック2には4時間程度(グロス24)近くの良いペースで到着をした。


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この日は私が前を走ることは1度も無かった。なんて外道なコバンザメだと責めないで欲しい。


なぜなら、ジョニーは平地型ロングライド決戦兵器なのだ。


BMI30以上を常にキープする肉体。あえてデブというが、平地走破性は異常だ。一方私は身長170cm 60kgでロングライド界では小柄軽量の部類。一般的には平地はそこそこ普通、山登りはちょい速め、といったとこだろう。


さきほど平地型ロングライド決戦兵器と言ったが、

ジョニーは登りも速い。


榛名山など1000m級のコースを走れば、私との差はせいぜい5分遅れ。つまり、一方的に蹂躙されるパワーバランスだ。

まして平地でなら私が100なら、ジョニーは60~70の力で同じ速度を実現できる。その上、理論上永遠にそのペースで走ることができるのだ。まぁ、つまりさ


ジョニーさんの後ろは風がこなくて快適だよぉ☆






94.5km通過チェック2 ~ 144.0km通過チェック3 ~ 164.8km PC1 コンビニ

  
道の駅で750円の高級モンブランを食べるジョニー。20kmほど先で佐野ラーメンを食べる予定らしい。さて、リスタート。通過チェック2まで雨は降ったり止んだりしたが、ラーメン屋までは雨は上がった。ハッピー。


が、あまりに高速で走ってきたためピークタイムどんぴしゃで20名以上の行列に。そこは諦め、別のラーメン屋を目指す。

そして雨がどんどん強くなっていく。雨予報じゃないのに、どんどん強くなる。もはや濡れすぎててラーメン屋に入ることは不可能だ。


おっさん2人もどんどん黙っていく。雨は人の機嫌を悪くする


コースも市街地、田園を繰り返す平坦で、虚無としか言いようがない。先週は登りだらけで虚無、今日は平坦でも虚無。正直、ほとんど記憶がない。


楽しくないよ、全然たのしくないよ



164.8km PC1 コンビニ ~202.3km ゴール


PC1を出てすぐに利根川サイクリングロード。約35kmは通常なら障害物もなくウイニングランだ。これがね、地獄なのよ。


雨が強まる → 前が見えない    → スピードが下がる
雨が強まる → 落ち葉や泥が濡れる → スピードが下がる
雨が強まる → 泥が跳ねる     → 俺たちがドロだらけになる





こ ん な 感 じ に な る 
https://www.cyclesports.jp/?attachment_id=55367


いや、流石にここまではならないが気分はパリ~ルーベ2021そのもの。川の対岸はもうよく見えない。どうして雨が降っているのだろう、雨は降らないはずなのに。


ジョニー
「Guranが大洗の方を走っているらしい、その影響か?」

先週の荒船風穴で雨を降らしながら登場したGuranは、高名なシャーマンの1人である。


シャーマンが何かは冒頭で触れた。しかし、基本的には雨雲はシャーマンの周辺に発生するものだ。きむもGuranも我々から100kmほど離れている。


ジョニー
「きむさんも、Guranさんも雨に降られていないらしい」



その瞬間、我々は気づいたのだ。シャーマンに挟まっちまていることを。


画像2


雨を降らせるパターンとして、強力なシャーマンの中間地点に雨が降るというものがある。定期的に観測されており、春頃には山に突如吹雪を起こしたことすらある。


2人に対する憤りと共に、あの人達、いつもこんな思いをしているのかと畏怖の念を抱く。


走っていると、河川敷ではランの大会やサッカーなど部活をしている人たちが結構いる。雨だよ、家に帰りなよ。

そう思う我々も何をしているのだろうと虚無虚無しながら、我々は順調に泥だらけになっていくのだった。






ゴール地点


黙ってゴール。立ち止まることも、スルー。さっさと車に向かう。泥だらけで酷いものだ。楽しかったかというと、別段楽しくはない。先週と比べてあらゆる数値が先週の半分ちょっとの力しか使っていない。

だけど、なんか、疲れた。特に最後のサイクリングロード。


さて、ここがよしおか温泉とあるように、温泉がある。休日でも500円なのでぜひ利用して欲しい。すぐに人権を取り戻せるはずだ。ちなみに、家に帰ってからラーメンを食べに行った。佐野ラーメン食べ残ったからね。


では、次のブルベで!みんな群馬のブルベにエントリーしてね♪


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