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「ネガティブ」から立ち直るため、身につけておきたい方法とは。

深く考えたことはないけれど、

「何となくいいと思っている。」

ということ、意外とありますよね?

その中の1つに、

「いつもいい気分でいた方がいい!」

というものがあるでしょう。

もしかしたら、「思い込み」というより「そうありたい」という理想かもしれません。

しかし、人間というものは、日々、その瞬間、ころころと感情が入れ替わっているものです。

そして、おうおうにして、

「ネガティブな気分には、なるべくとらわれたくない。」

なんて思ってしまう。

それもそのはず。

人間は、「ポジティブ感情よりもネガティブ感情に強くひきつけられる」という特性があります。

ちなみに、強度でいっても「ネガティブの圧勝」。

試しに、「いいことがあった日」と「いやなことがあった日」の気分がいつまで続くか考えてみてください。

「いいことがあった人」は、多くの場合、次の日の気分はフラットにもどっているでしょう。

しかし、「ネガティブ」は一味違います。

きっと次の日になっても、「昨日のネガティブ」を思い出し、人によっては、食欲がなくなったたり、仕事や学校へ行く足取りが重くなったりします。

このように、「ポジティブ」はあっさり過ぎ去っていくものの、「ネガティブ」は、わりとしぶとく居座るのです。

▼だからこそ、「ネガティブ」を受け入れよう。

過去記事でしつこいくらい書いてきたので、「またか!」と思われるかもしれませんが、しつこい「ネガティブ」に対処するには、「受け入れる」という方法が最強です。

間違っても、「避ける」、「逃げる」、「見て見ぬふりをする」なんて方法をとってはいけません。

一時的に救われた気持ちになっても、先延ばしにした分の威力を増しておそいかかってくるのが彼らですからね。

だからこそ、「受け入れる」ことをおすすめしているのですが、そのためのハードルとして、

「ネガティブよりもポジティブの方がいい。」
「なるべくポジティブにいないと!」
「ネガティブになんてなっちゃいけない。」

という「思い込み」からまずは脱しましょう。

永遠に「ネガティブ」と顔を合わせないなんてこと不可能なのですから。

その「思い込み」を捨て去ってからが勝負。

本日、覚えて帰ってほしい方法は、

「自分のネガティブを事細かに説明するようにしよう!」

という非常に強力な「対処法」をご紹介します。

ある研究によって、「自分の感情を豊かな語彙によって表現できる人」は、「自分の感情を語れない人」と比べると、

・パーティで消費するアルコールの量が40%少ない。
・相手の挑発に対して暴力をふるうことが40%少ない。

ということが分かっているのです。
#ネガティブな感情が成功を呼ぶ

ざっくりまとめると、

「自分の感情について語れる人は、感情的になってしまうような状況においても平静を保つことができる。」

というのです。

とことん「ネガティブ方面」へ気分がふれてしまうと、どうしても「アルコール」、「けんか」のような手段がちらついてしまいます。

しかし、自分の感情の起伏を敏感に察知し、その理由を解釈して語れるような人は、やはり「メンタルコントロール」が脳のレベルからすぐれているということなのです。

▼まとめ。

本記事では、「ネガティブになったときこそ、自分の感情に目を向けよう。」という内容をまとめました。

「ネガティブ」から立ち直る方法として「筆記開示」がありますが、これも「書くことで自分の感情に目を向ける」ことが効果的なのでしょう。

やはり、「自分の理解者は、自分」でいたいものですよね。

ぜひとも、感情表現が素直な子どもさんにも、自分の感情に目を向け、「今の気持ちを語れる」よう、アドバイスをしてあげてくださいね。



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