【メンバーシップ】「ピースカフェ」活動報告&「孤独」を解決するコミュニティの必要性
本日も元気いっぱい、ピースカフェオープンとなりました!!
ただ、ピースカフェの苦難は続きます。
とにかくお客さんが来ない。
マフィンを焼き、コーヒーをストックしてあるというのに、肝心な接客チャンスが来ないと元も子もありません。
もともと人通りは多くない道に面している立地。
待っていたとしてもどんどんお客さんが来てくれる訳ではありません。
ただ、そんな苦難に直面することはピースカフェを建てる時点で分かっていたこと。
むしろ、このような状況を問題だと捉え、「何ができるかな?」と考えて行動できることにおもしろさを見出してほしい。
ということで、売り歩き作戦を実行しました。
保冷剤をたっぷり入れたクーラーボックスに淹れたてのコーヒーを詰めこんで、公園巡り。
みんな大好き、中2店長と今後のピースカフェについて話をしながら近所の公園をはしごします。
ただ、とにかく人がいない…..
やはり、こんな暑い中、公園で遊ぼうという猛者はいないのか…..と、うすうす気づいていた考えが現実となったとき、
「議員さんの秘書が来られていますよ。」
という連絡が。
お客さんだ!と店長と喜び合ったのも束の間、「あれっ、コーヒーサーバー持ってきてるけど、ヤバくね?」と最大のピンチに気付いたのです。
急いで戻ったのですが、秘書さんの姿はなく。
「かき氷でなんとかなった」と教えていただいたのでした。
▼できることをやってみる
秘書さんの来店後も相変わらずの暇状態。
しかし、待っていてもお客さんはやってこない。
次にしかけたのは、売り歩き作戦のご近所さんバージョン。
隣の家から隣の家へと「ピースカフェなんですが…」と趣旨説明をはさみつつコーヒー&マフィンの無料提供。
やはり、ご近所さんの認知を得ることが最重要課題ですからね。
しかし、実際にやってみると、そうそう対応してもらえるものではないことにも気づきました。
途中、店長と「もしかして、自分たち。あやしいかな?」という話し合いになり、「確かに、無料で食べ物を配付する人ってあまりいないよね。」なんて気づきもありました。
しかし、諦める訳にはいきません。
もちろん、ピースカフェの売り上げたたとえ0だったとしも、明日からの生活には全く支障はないでしょう。
しかし、そんな生活に影響しないような+αのところでどれだけ頑張れるか、どれだけ楽しめるかがピースカフェという贅沢品を与えられたぼくたちの使命だと思うからです。
そんなことを考えつつ歩いていると、工事現場のおじさんが目に入りました。
「あの、コーヒー飲みませんか?」と一昔前のナンパのような声をかけると、「えっ、ぜひ。」という答えが。
もはやここまで来たら、自分たちの淹れたコーヒーを飲んでいただけることだけでありがたい。
そんな気持ちでコーヒーを差し出すと、「奥の現場にも二人位いるかもよ。」と教えていただき、おそるおそる工事現場へ潜入。
ちょうど休んでいる方々へ「コーヒー飲みますか?」と声をかけると、「どういうこと?」と反応が返ってきました。
そこでぼくたちの活動の主旨を店長が語ります。
すると、「それはいいね!!」とまさかの共感。
そして、無料で配付すると言ったコーヒーを快く買い取ってくれたのです。
そこには、「応援」というお金以上の価値がのっかっていたのでした。
▼孤独を解決するには地域コミュニティしかない!
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