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「環境」を選ぶことで成長する

人生を「ゲーム」と考えれば、主人公は自分です。

クリア条件は、一人ひとり違うとしても、自分のスキルを磨いてレベルアップさせることは必須。

そして、レベルアップ方法やレベルが上がっていくスピードも個人で異なってくる。

だからこそ、どうやってレベルを上げていくか?にこだわることが大切で、絶対に意識したいことは「環境を選ぶ」こと。

「環境」についてはいくつか記事を書いてきましたが、本記事も「環境」についての付け足し情報。

「引き寄せの法則」なんて言葉がありますが、その「引き寄せ方」をちょこっと具体的にまとめてみました。

「環境」がどのような「引き寄せ」方をしてくれるのかについてまとめましたので、ぜひとも、読んでみてくださいね。

▼異なる家族によって育てられた一卵性双生児

最初にお断りしておきますが、「人間の成長に影響を与えるのは遺伝子?環境?」という疑問には明確な結論が出されていない模様。

それぞれの立場でそれぞれの主張がありますので、あしからず。

ただ、本記事では「環境は少なからず影響するよ!」という立場で書いておりますので、そこのところはよろしくお願いします。

では、異なる家族に育てられた一卵性双生児の人生をお借りして、環境要因がどのように彼らの才能開花を「引き寄せ」たのかを見ていきましょう。

#知能と人間の進歩」には、アメリカのインディアナ州で育てられた一卵性双生児の例が紹介されています。

彼らは誕生後すぐに別々の家族のもと(インディアナ州の別の地区)で育てられました。

二人とも平均より10センチほど背が高く、平均よりも少しだけ俊敏に動くことができるという特徴をもっていました。

当時、インディアナ州ではバスケットが非常に盛んであり、背の高さと俊敏さを持ち合わせていた彼らも、バスケットに惹かれていきます。

この時点で、「遺伝的な特徴」と「バスケットが盛んという環境要因」がマッチしていくのが分かりますね。

自分の特徴と環境をマッチングさせた彼らは、小学校でバスケットチームを作ってますます技術を高めます。

自分の強みを発見した彼らは、もちろん高校でもバスケットのチームに所属し、より専門的なコーチから指導を受けられるような状況に身を置くことになりました。

・・・というように、別々の場所で育てられたとしても、遺伝子と環境が結びつくことによって、同じようなスキルの向上が見られ、同じような人生の切り開き方をすることが分かったのです。

このような「引き寄せ方」は、「遺伝子と環境のマッチング」によって実現するのです。

▼スキルアップも「環境」が大事

別々の家族、場所で育てられたとしても「遺伝子」と「環境」が結びつくことによって同じような人生の切り開き方をする可能性があることを書いてきましたが、ここからは「環境の質」にも着目していきましょう。

乱暴に言えば、バスケットボールという競技に関して、周囲のレベルがどんなものか?という環境要因が影響を与えるかもしれません。

本田選手も「環境を選べ!」と強めに主張していましたものね。

例えば、所属したバスケットチームのメンバーが、「基本的なパス・ドリブルができてゲームを楽しめる」というレベルであれば、そのレベル感で染まっていく。

しかし、「基本的な動きだけでなく、左右どちらの手でもドリブル・シュートができる」というチームに所属したのなら、きっとあなたも、両利きスキルの習得を目指すでしょう。

このように、所属した環境が「どのようなスキルの持ち主が揃っているのか」ということは、あなたのスキルアップに対して影響を与えるでしょう。

さらに、メンタル的なことも言えば、「切磋琢磨して技能の向上に努める雰囲気があるチーム」に所属することで、練習効率もアップするはずです。

ある調査では、「とある弱小野球チームに、引っ越してきた超絶優秀選手が一人だけ加わっただけで、そのチーム全体のスキルがアップした!」ということも報告されています。

職場でも「集中して仕事をする同僚の横に座っただけで、自分の仕事効率もアップする」ことが分かっています。

ぼくたち人間は、これほど簡単に「環境」の影響を受けるもの。

だからこそ、「環境」を選ぶ権利を握ったのであれば、妥協せずに選びたいものです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました(^^♪


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