![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71006415/rectangle_large_type_2_a97116c3177a6a6cb696a7d25f7ec9c1.png?width=800)
【性格】「自分」を分かっていないのは、「自分」かもしれないという話。
必要以上の「反省」をしがちなJUNです。
この「反省」が、実は、「自分」を苦しめている。という話は、いつかするとして。
本日も、「自己理解」の話。
何かしらの発表会にのぞむ子どもさんに、
「大丈夫、みんな『じゃがいも』だと思えばいいんだよ。」
なんて、アドバイスはよくしますよね?
#よくする ?
#一回も言ったことないけど
「じゃがいも」ではないにしろ、必要以上に心配する子どもさんに対して、「そんなに気にすることないよ」的なアドバイスはする機会があると思います。
実は、この「じゃがいも理論」は、それほど的外れではありません。
#じゃがいも理論
少しだけ言い方を変えれば、「自分が思っている感想と、他者が抱いている感想には、大幅な『ズレ』がある」かもしれないのです。
そんな話を書いていきますので、ぜひとも、緊張したり心配したりする子どもさんに対してアドバイスしてあげてくださいね。
▼「自分」を「振り返る」ことの難しさとは。
早速、私事で恐縮なのですが、子どもたちの前に立って話をする職に就いて早十数年。
恥ずかしながら、その授業の出来栄えに関して言えば、毎日が大成功なんてことはありません。
ときに。ほんの少しだけ。「よっしゃ、やったった!」と自分自身を褒めてあげたくなる授業はあるにしろ、ほとんどが「もっと分かりやすい説明があったな。」とか、「あの資料を準備しておけばよかった。」とか、「ワークシートがちょっと分かりにくかったな。」という反省のオンパレード。
しかし、ちょっと視点を変えて「子ども」側から考えてみたらどうでしょう。
きっと、僕が「もうちょっと〇〇すれば。」と反省していることなんて、きっと伝わっていないでしょう。
そんな、おもしろい実験がるのです。
心理学者たちは、「人間が自分の行動を客観的に見ることができないのは『視点』の問題だ!」と考え、次のような実験を行いました。
#insight
「実験参加者たちの短いスピーチをビデオ撮影し、参加者たち自身がそのビデオを見て、アイコンタクトやジェスチャーといった隅々までチェックをし、自己評価をする。」
という取り組みが行われました。
ビデオ撮影されたスピーチを見ることにより、「スピーチをお客さん目線で見れば、『自己評価』と『他者評価』が一致するだろう。」と予想されていたのです。
しかし、結果がさらにおもしろい。なんと、
「お客さん目線で評価しても、『自己評価』と『他者評価』は一致することがなかった。」
というから、驚きです。
しかし、研究者は諦めません。
なんとか、「自己評価」と「他者評価」を一致させようと、
「正確に回答してくれた人には、賞金を出しますよ!」
と、最終手段を投下しても、「一致せず」という結果が出たということですから、もうお手上げです。
このように、
「『自分評価』と、『他者評価』は、一致しないことがよくある。」
のです。
この実験から示唆されるのは、
「他者評価を気にしすぎて自分がしたいことを我慢する必要はない。」
ということですし、
「自分的には、『全然ダメ』と思っていても、相手は『楽しい!』と思っている可能性がある。」
ということなのです。しかし、気を付けるべきは、「自分は楽しいんだけど、相手は・・・。」という場合もあり得るので注意!
最終的な結論は、
「やっぱり自分のしたいことを思い切ってやろう!」
ということになりますね!
#急な雑さ
▼まとめ。
本記事では、「自分のやりたいことを素直に表現すればよし!」という内容をまとめました。
もちろん、「聴き手へのプレゼント意識」はとても重要です。
しかし、「うまくいくかなぁ。」という心配は、どれだけ心配しても、解決できないのです。
だかこそ、「自分を信じる」というスタートラインに立つことが「成功」への必須条件なのです!!
サークル内でフィードバックを求めることも、自分を磨く近道かもしれませんよ!!👇
いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!