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「見た目」によって印象ががらっと変わる

「ピースカフェ」は、6月3日にオープンし、早いもので4カ月。

「やってみて分かったこと」は数限りありません。

ぼくは教育一本で生きてきたので、この年になって、新しいジャンルにチャレンジできることが楽しくて仕方ありません。

きっと、子どもたちも同じ気持ちなのではないでしょうか。

・自分が淹れたコーヒーでお客さんをもてなす
・自分が作ったマフィンを「おいしい」と言ってもらえる
・「すごいね!」「がんばってね!」と応援してもらえる

なんて経験は、かけがえのない経験値となります。

もちろん、

・お客さんがこない
・赤字になってしまう
・お店の運営が立ち行かない

なんて経験も、紛れもない生きた学びでしょう。

そんな環境に身を置きながら、子どもと大人が「あーでもないこーでもない」とアイデアを出し合っているのです。

そんなカオス経営の中で、「おもしろい!」となった発見を本記事の話題とします。

ぜひとも、興味本位で読んでみてくださいね。

▼「見た目」で印象はがらっと変わる

本記事の主役は、コーヒーです。

決して、人間の見た目ではありません。

でも、こんな記事も書いているので、ぜひ。

人間は、ちょっとした「見た目」の違いによって受ける印象が大きく変わってくるのです。

例えば、「ピースカフェ」で提供しているコーヒー。

ステッカーにより、それっぽさもアップ!

この写真は、さすがに少なすぎますが、カップのサイズとコーヒーの量のバランスでめちゃくちゃ印象が変わるのです。

提供するコーヒーの量はオープン当時から変えていません。

しかし、カップのサイズは変えたのです。

オープン当時から使っていたカップを途中からちょっと小さめにしたのですよね。

するとどうでしょう。

「カップにたっぷりコーヒーが注がれている」

という印象に早変わり。

「大は小を兼ねる」と言いますが、あまりにも「大」すぎると、「あれっ、ちょっとコーヒー少なすぎない?」となってします。

お客さんとしては、ちょっと残念な気持ちになってしまいますよね。

ちなみに、「少量」ということをウリにしている商品もあることはご存じでしょうか。

あの栄養ドリンクは、敢えて量を少なめに。

そして高価にすることで、「なんかすっごく効きそう!!」という印象を与えているのです。

▼サイズ感で人間を行動が変わる

サイズ感の話をもう少し。

ある映画館で「まずいポップコーンを無料配布する」という実験が行われました。

無料で配られるのはありがたいのですが、そのポップコーンはとにかくまずい。

まぁ、気に入らなければ食べなければいいのですが、映画館という環境も相まって手を付けずにはいられなかったよう。

この実験のおもしろいところは、

「渡されたポップコーンの箱のサイズによって食べた量が違った」

というところ。

もうちょっと詳しく説明すると、

「渡されたポップコーンの箱のサイズが大きい方が、食べられる量が増えた」

というのです。

まさに無意識の力ですよね。

この心理作用をうまく利用すれば、「ついつい食べ過ぎてしまう…」という悩みも解決できるかもしれません。

店舗があると、このような「知識」をリアルに実践できるので勉強になりますよね。

▼まとめ

本記事では、「人間は『見た目』によって受け取る印象が変わってくるよ」という内容をまとめました。

そんな心理作用も子どもたちと共有しながら、こつこつと実績を積み上げていきます!!

ぜひ、メンバーシップメンバーとして、サポート&リアル参加をお待ちしております。



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