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【自己実現】子どもに教えてあげたい、「完璧主義」の本当の恐ろしさとは。

長らく完璧主義の沼にハマっていたJUNです。

もともと、「周囲からよく見られたい。」とか、「いつもスマートにふるまいたい。」何て言う煩悩にまみれていたことが、結局自分を苦しみの世界へといざなっていたのです。

本日は、そんな話題。

「完璧主義」と聞くとどんなイメージをもつでしょうか。きっと、人によっては、「緻密さ」とか「努力家」とか捉えられるかもしれません。しかし、この記事では、「脱完璧主義」を提唱していきたいと思います。

子育てにも関係しますので、ぜひとも読んでみてくださいね。

▶「完璧主義」の恐ろしさ。

本日は、あなたの「脱完璧主義記念」ということで、最初に結論をシェアしたいと思います。ずばり、

「挑戦ができない!」

ということにあるのです!!

まだイメージがつきにくいと思いますので、もう少し深掘りしていきましょう。「完璧主義」と「挑戦」というのは、完全にリンクしています。その理由は、

「完璧主義の人は、自分の中で『完璧』と思わないとスタートできない。」

からなのです。

そして、世の中の現実は、とても残酷で。

「そもそも『完璧』な状態なんてない。」

のです。

だからこそ、「完璧を目指そう!」と思ってスタートすると、締切りのような「外部の働きかけ」がないと一行にゴールへたどり着けないのです。

では、「外部の働きかけが永遠にない。」ようなことはどうなってしまうのでしょう。もう答えはお分かりですね。

「一生スタートが切れないまま、そのアイデアは忘れ去られる。」

という一番残念な結末になってしまいます。

このように、「完璧になったら行動しよう!」というメンタリティーでいる限り、「結局挑戦できなかった。」というゴールに行きついてしまうのです。

▶「挑戦回数」を奪われることの恐ろしさ。

さて、僕の人生をかけて恐ろしさを証明していきましょう。

ここまでは、「完璧主義が挑戦機会を奪う」という内容を書いてきましたが、「挑戦」を奪われることの恐ろしさはイメージつくでしょうか。

ここで実験を1つ紹介しましょう。

ある陶芸クラスの教師は、2つのグループにそれぞれ違った成績の付け方を提案しました。

①作品の「質」で成績をつけるグループ。
②作品の「量」で成績をつけるグループ。

さて、この2グループのうち、優秀な作品を提出したのは、どちらだと思いますか。考えてみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さぁ、答え合わせの時間です。

この2グループで優秀な作品を多く提出したのは、何と、

「『量』グループだった!」

というのです。

意外じゃないですか。単純に考えると「質にこだわれ!」と言ったグループの方が良い作品を作りそうなのですが、なんと「量にこだわった」グループの方が成績優秀だったのです。

大切なのは、「なぜこうなったか。」ということですよね。

よくよく考えてみると納得していただけると思います。「質」と「量」にこだわったグループの「取り組み方の違い」は何だと思いますか。実は、

「作品づくりにかけた時間。」

なのです!

「量」が成績の観点だと言われたグループは、当然のことながら、「長くろくろを回し続ける」という方法をとりますよね。ということは、

「陶芸に対する挑戦回数が必然的に増える。」

のです。もっと言うと、

「挑戦回数が増えた分、技術も上達した。」

という結果となりました。

そう、大切なのは、

「最初から完璧を目指すのではなく、とにかくチャレンジして、そのチャレンジによって得られた経験を基に再チャレンジする。」

ことなのです。

そして、「自分の経験から得た学びを基にさらに技術を磨いていく。」ということが、上達のポイントなのです!!

▶まとめ。

本記事では、「とにかく完璧まで至らなくてもチャレンジしてみよう!」という内容をまとめました。

追加で、子どもさんに教えてあげたいことは、

「なるべく、子どものうちにたくさん失敗しなさい。」

ということです。

なぜか、

「なるべく早いうちから失敗することで、次の挑戦回数を増やすことができる。」

からなのです。

当たり前ですが、大人になってからの初挑戦より、小学生での初挑戦の方が素晴らしいのでる。なるべく若いうちにチャレンジすると、再チャレンジ期間をより長く確保することができるからです。

ぜひとも、子どもさんのチャレンジを後押ししていただくと共に、成功とか失敗とかにこだわらず、「再チャレンジできることこそ恰好良い!」と教えてあげてくださいね!


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