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【グループ】チームの「多様性」が発揮される「場面」とは。

「多様性」について考えるたび、「自分って?」となってしまうJUNです。

「グループ」の中で「自分らしさを発揮する」ってとても難しくないですか?

というのも、「自分らしさ」ほど、「自分」で見つけることは難しい。

ということは、積極的に人と接する中で、「他者」との「違い」を見つけていく。

もしかしたら、その「気づき」が「自分らしさ」なのかもしれません。

本日は、そんな話題。

とはいえ、「多様性のあるグループの価値」って、なかなか認められていませんよね。

「じゃあ、具体的にどうなのよ?」という疑問にお答えできるような内容を書いてみましたので、ぜひとも、読んでみてくださいね。

▼「多様性」のある「グループ」とは。

小学校でも、体育の時間に行われる「リレー」を取り上げて考えてみましょう。

例えば、4人1組でチームをつくることになったとしましょう。

万が一、「クラスで一番足の速い子ども」が4人に増えてチームをつくったとしたら?

そう、ぶっちぎり1位で優勝間違いなし。

このような、「目的が比較的単純で明確な場合」は、トップレベルの同じ人をコピーしてチームとした方が良い結果に結びつくでしょう。

「じゃあ、グループメンバーは、No1をそろえればいいの?」と言うとそうでもないのです。

例えば、これもまた小学校でよく目にする、「歴代No1武将はだれだ?」みたいな話し合い場面を考えてみましょう。

「クラスの中で歴史人物知識No1の子ども」が4人に増えてグループをつくったとしましょう。

話し合いは、盛り上がるでしょうか?

答えは、否。

同じ「考え方」の4人が集まっているので、

「絶対、織田信長だよな?」
「俺も、そう思う!!」
「だって俺たち、同じ考えだもんな!」
「じゃあ、信長で決定!!」

というように、一瞬で結論へ達します。

ここに、「話し合いの広がり」とか「深まり」なんてあったもんじゃない。

何が言いたいのかと言うと、

「グループで学習をする場合は、同じ『考え方』の人が複数集まったところで、十分な効果を発揮できない。」

ということなのです。

もっと極端に言うと、

「何かしら重要な局面において、地球人史上最も賢いとされた人を4人コピーして話し合いをさせることは、よい打ち手ではない。」

ということがいえます。

最も賢い人4人分よりも、「1位、2位、3位、4位の人」が集まって議論した方が、「よりよい決定」をする可能性が高いのです。

ぜひとも、グループをつくる際は、「いろんな考え方の人がいた方がいいんだよ。」とアドバイスしてあげてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「多様な考え方があるから、おもしろい結論が出る!」という内容をまとめました。

「話し合い」というと、

「反対意見を言いにくい。」
「なるべくスムースに進めた方がよい。」
「結論は、1つにまとめた方がよい。」

というようなことを思いがちですが、大切なのはそこだけではありません。

ぜひとも、「違った考え方に触れる機会を楽しめる」ような経験をさせてあげてくださいね。


こんな「サークル」に入って、「多様性」を感じてみるのは、いかがでしょう👇


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