【メンバーシップ】「ピースカフェ」活動報告&ドーパミンを深掘ってみる回
「ピースカフェ」オープンして3カ月。
「地域の居場所としてオープンしておきながら、地域に認知されていない。」
という課題が見えてきました。
「このまま不定期カフェをやっていたとしても変化がない!」という問題意識から「そうだ!イベントをやろう!」という流れになったのです。
その第1弾として「季節外れの流しそうめん大会」を行いました。
2週間前にリハーサルを行い、水漏れや水の逆流、めんに耐え得るコースづくりを確認。
結果、こんな感じになりました。
ピースカフェ最大のウリはなんといっても「空間」です。
高低差を利用して曲がりくねりつつ長距離の流しそうめんを実現しました。
普段のカフェでは、コーヒー&マフィン、かき氷が主力商品。
なかなか子ども向けではありません。
しかし、流しそうめんイベントということで、たくさんの子どもたちが集まってくれました。
閑静な住宅街の中にこだまする子どもたちの声。
その賑やかさに誘われて店内を覗いてみると、超ロングな流しそうめん。
なかなかインパクトのあるイベントになってのではないかと、スタッフ一同手ごたえを感じております。
何よりも、今まで来たことがなかった子どもたちと親御さんに来店していただけたこと。
とても価値のあるイベントになりました。
▼同年代から見えた、お客さんとスタッフの違い
初の取り組みということで、子どもスタッフだけでなく、大人スタッフも分からないことだらけ。
ただ、「分からない」ということが、「なるほど、そうなるのね!」と知識と経験になったことが何よりも収穫となりました。
きっと、来年も数回に渡り、「流しそうめん」というコンテンツは利用されるであろうと思われます。
ぼくたちのピースカフェは、
「いつも楽しいことが行われている場所」
として、地域に根差していくことが大切ではないかと共通認識し始めました。
そのためにも、「ピースカフェに行けば、こんなことができるんだよ!」と伝え続けることが大切であり、「じゃあ、ぼくは〇〇をやろうかな!」と目的をもって来てもらえる場所。
または、「〇〇をやりたいんだけど…」と「やりたいことを持ち寄ってみんなで試行錯誤する場所」として、「第3の居場所」として可能性を広げていけたらと考えています。
そんな実験として、今回の流しそうめんが行われたのですが、大人スタッフも予想していなかった子どもスタッフの変化があったのです。
それは、
「私たちは、ピースカフェのスタッフです感が行動で現れた」
ということ。
ピースカフェは、現在の場所に店舗を構える以前から、地域のコーヒー屋さんで修業をし、マルシェで腕試しを続けてきました。
それだけでなく、現在のピースカフェの内装(3cm角の木片を敷き詰めたりヤスリ掛けをしたり)も自分たちで行ってきました。
そんな長期戦で活動してきた訳ですから、それなりに思い入れも出てくるでしょう。
しかし、そんな思い入れが今回のイベントで強く見られたのです。
その理由の1つとして、「同級生がピースカフェに来てくれた」ということは欠かせないでしょう。
「この場所は、わたしがつくったんだよ!」
「この場所で、楽しんで行ってほしい!」
という、「わたしが作りました感」が、イベント中の働きぶりに表れていました。
月並みなまとめとなってしまいますが、「自分事」となるには、「そこでどれだけ経験を積み重ねてきたのか」が大切なのだなぁと改めて実感する回となりました。
同時に、これから開催されるであろうイベントに、子どもたちの「わたしが作り上げた感」をどのようにデザインしていくか。
確実に訪れる世代交代をどのように進めてくか。
イベント開催という短期的なやりがいを積み重ねつつ、長期視点で考えていくべきこともいくつかあるなぁと思っています。
ただ、一人一人違った「強み」をもつ子どもたちが集まって、「自分にできること」を考えて行動したからこそ、大成功に終わったイベントであることは確かです。
このような、知識・経験を積んでいくことができる場所として、今後も活動していきますので、ぜひとも、末永く応援をよろしくお願いいたします(^^♪
▼おまけ
たくさんのお客さんが押し寄せ、店内が大賑わいの際、きっとピースカフェスタッフの中は、ドーパミンで満たされていたことでしょう。
急に何の話?と思われたでしょうが、個人的な興味の対象として「ドーパミン」がホットなので、活動報告のおまけとしてアウトプットさせてください。
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