【生活科】雑草図鑑~アカバナユウゲショウ編~
本日は、絶賛売り出し中の「アカバナユウゲショウ」を紹介します。漢字で書いても、「赤花夕化粧」。なんだか素敵な名前ですね。最近、急速に分布を拡大しているだとか。
もともとは、明治時代に園芸植物として持ち込まれ、野生化したものです。この雑草図鑑を始めてから、ビジュアルが素敵な花は、大体持ち込まれて逃げ出し、野生化というルートを経ていることが分かってきました。もちろん、「アカバナユウゲショウ」も可憐な見た目をしています!
▶なんだかややこしい「アカバナユウゲショウ」
艶っぽいピンク色の花は、「ユウゲショウ」の名前がふさわしいですよね。
漢字で書くと「夕化粧」ですからね。夕方から咲くと思うじゃないですか。いやいや、兄さん甘いですよ。うちの「夕化粧」さんは、昼間から咲きますからね。なめてもらっちゃ困ります。
そして、「夕化粧」っていう高貴な名前は、あの「オシロイバナ」姉さんの別名とかぶっているんですよ。だから、間違われないように「赤花」を付けて住み分けしているってことです。
以後、お見知りおきを!
【参考文献】
稲垣 栄洋 「雑草手帳」(東京書籍)
岩槻 秀明 「雑草や野草のくらしがわかる本」(秀和システム)
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