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サポート、いただきました!!

本日は、GLSの活動日でした。

お会いするのも初めてのお子様で、「新しい環境が苦手」とお聞きしていたので、僕もかなりびくびくしてしまったのですが、出会ってしまえばこっちのものです!笑

一時間の予定を延長して楽しく活動することができました!

お別れの時、何度も振り返って手を振ってくれたことが、最大の収穫です!

「今日の活動が、次につながりますように!」と願いながら家路に着き、「さぁ、今日の活動をまとめようかな。」とパソコンへ向かうと、noteからのお知らせが・・・。

なんと、

サポートされているじゃないですか!

やはり、良い流れがきているという証拠でしょう!!

本日サポートしていただいたのは、ゲストの、

「いたまき」さんです!

「記事」と「バックグラウンド」に共感していただき、サポートをしてくださったということ。大変感激しました!! ありがたいです!!

「バックグラウンド」とうことなので、少しだけ自分の話題を書かせてください。

▶「学校嫌い」の教師が誕生するまで。

ご存じの通り? 僕は、小5から中3まで、ばりばりの不登校でした。

理由をつけ始めると、大小様々なものが複雑に絡み合っているようで、はっきりとしないのですが、最初のきっかけは、給食でした。

「給食がうまく食べられない。」

という思いを、高学年からするようになりました。

「どうして、みんなあんなに給食の時間を楽しみにしているんだろう。」

という思いでした。(今でも給食のメニューは確認しない教師です)

ちょうど、「給食残食0」を誇りにしていた先生でしたので、僕のように食べられない子どもは、生きずらい世界に身を置くことになります。

保健室で休むことが多くなり、さすがに家族会議に。素直に「給食が食べられない。」と伝えたのですが、特に配慮されないまま学校から足は遠退くばかりでした。

結局、うまくいかないことが1つあると、いろんなことができなくなったような気持ちになってしまうのですよね。スライド式に中学校へは入学したものの、完全な引きこもり状態となりました。

そして、ここからが真の葛藤場面で、家族間のいざこざ、世間体、進路問題などなど、語りたいのはやまやまですが、お付き合いいただく方も大変ですのでまたの機会として、本当に短縮バージョンで書きます。

「学校へ行きたい。」という気持ちは全くなかったのですが、そのような主張を許してくれないのが、当時の僕が生きていた環境でした。

当時のモチベーションを素直に書くと、

「受験に落ちたから就職する。」

という理由を勝ち取るために受験。

そして、運命のいたずらによる合格。

しかし、そこから出会う先生方に、ことごとく人生を変えられていきます。

高校生活のある日、

「そういえば、きみの住んでいる隣町に特別支援学校があったね。長く不登校していたきみだからこそ、分かることもあるんじゃないかな。」

という言葉をきっかけに、特別支援学校へボランティアへ行くことになりました。

そこでは、僕が想像していた「学校」ではなく、

「先生方が、子どもは一人一人の特性に合わせた指導。」

をしていたのです。

生き生きと働く先生方の姿に、衝撃を受けたこと。また、厳密に言うと「先生」ではない普通の高校生を頼りにしてくれる子どもたちとの関わりの中で、あれだけ嫌いだった学校の教師になる夢が形づくられていきました。

そして、大学の推薦入試。

面接官に聞かれたおきまりの質問。

「あなたの長所はなんですか?」

僕はここで、勝負にでました。

「不登校で、学校が大嫌いだったことです。」

と、主張を始めたのです。

どう考えても僕の特別さは、そこしか思いつきませんでした。

結果は、合格。

のちに面接官だった教授に、

「きみの自己PR 、なかなかおもしろかったよ!」

と言われるくらい、なかなか好評だったようです。笑

ここまでくると、「不登校」という事実は、大分自分のものとなりました。

教職について十年を過ぎましたが、機会がある度に

「先生は、学校大嫌いの不登校だった。」

と話をしています。

「一人くらい学校嫌いの先生がいてもいいんだ。でも、先生は、最高の学級にするからみんな来てね!」

と、話をしています。

こんな感じで今に至り、現在は、「学校でもない家庭でもない第3の学び場づくり」に精を出しているという結末になります!!

今回は、サポートをという活動資源&励ましと、自分を語る機会をあたえていただいた「いたまき」さん。

本当に、ありがとうございました!!

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