習慣にこだわるなら回数が勝負
数年前、ルーティン動画なるものが流行りましたよね。
著名人の朝の習慣とか、大きな成果を出したビジネスマンの働き方とか、興味が湧くことは分かります。
おもしろいのは、有名人でもないどこぞの誰と分からないから人たちのルーティンも見られているということ。
きっと人間は、自分と同じ時間を共有している人が、どのような暮らし方をしているかに惹きつけられる特性があるのかもしれません。
本記事は、このルーティンの話。
人間の行動は、ほぼほぼルーティン化されていると言われています。
これは自らが望んで作り出したルーティンだけではありません。
「できればやめたいんだよな」という負のルーティンも同じ。
もっと言えば、自分では気づいていないんだけど無意識のうちにルーティン化している場合もありるのです。
ということは、24時間という限られた平等な時間を有意義に使おうと考えるのであれば、このルーティンを使いこなすことが必要不可欠。
そんな話を書いていきますので、ぜひとも読んでみてくださいね。
▼ルーティン化のメリット
まずは、「なぜ、ルーティン化をおすすめするのか?」を、書いていきます。
例えば、ルーティン化しない場合を考えてみましょう。
朝起きたところから1日がスタートしたとすると、「さぁ、次は何をしよう?顔を洗おうかな?先に着替える?コーヒーを淹れるのもいいな。」というように考える時間が訪れます。
ただ、この考える時間は人生においてそれほど大切な選択ではありません。
どこから始めたとしても1日の充実感にはそれほど影響はないでしょう。
しかし、選択を迫られると大切な「意志力」を消耗します。
できることならこの「意志力」、大切な場面に残しておきたいじゃないですか。
その願いを実現するために欠かせないのがルーティン化。
考えることなく無意識で行えるように、朝起きて準備を整えるまでの順番を同じにしてしまうことで、思考回数を減らし、迷うことなくたどり着くことができるのです。
このルーティン化、自電車や車の運転を考えると分かりやすいですよね?
乗れるようになった時はいろいろと考えながら意識的に運転しているものの、しばらくすると別のことを考えながら運転できるようになる。
これはまさに運転の行程が自動化されているということ。
ちなみに、一旦自動化されるとこの力はかなり強めなので、時々違った工程をいれるとうまく働かない可能性があります。
例えば、仕事の帰り道にコンビニで荷物を受け取るなんて予定があったとしましょう。
会社を出るときには覚えていたのに、気付いたら家に着いていたなんてことありません?
これは習慣化が働いているから。
これくらい習慣化の力が強いということは、何か新しい工程を入れ込もうとすること、または、ある工程をやめようとすることがとても大変だということが予想つきますよね?
そんな話を次章で書いていきます。
▼習慣化は回数が命
さて、染み付いた習慣を一新するにはどうするか?ということなのですが、これは単純に「回数」こだらるしかありません。
起床から出かけるまでに「筋トレ」という増やしたい工程を入れるためには、とにかく意識して筋トレをするしかないのです。
スパルタな方法に思われますが、だからこそ、スタート地点ではモチベーションが必要になる。
しかし、モチベーションというのは「若干無理した状態」だからこそ必要になるもので、心からやりたいことには必要ありません。
三日坊主という言葉もあるくらい「必要だとはわかっているんだけとできない」というのはありふれています。
反面、「やめたほうがいいんだけど」という習慣は強い。
「やめる」ということにもモチベーションが必要になってきますからね。
そして、「やめたい」ということはかなりの「意志力」を必要とする。
だからこそ、自動化できるところをうまくルーティンに組み込み、意志力の力を発揮すべきときに備えることで、望ましい1日が完成するのです。
▼まとめ
本記事では、「意志力は有限だからいざ!というときに残しておこう!」という内容をまとめました。
確実に時間は過ぎていきます。
そこが時間の良さであり、貴重なところなのですが自分の生活や行動にちょっとだけ意識を向けることも時には大切なのかもしれません。
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