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「協力すること」が必要な理由

「協調性」に関しては自信がないJUNです。

いや、ないと言っても目立たないくらいはありますよ。そして、それが判明したのは、「学校」という組織に属したからなのですが。

本日は、そんな話題。

いつも通り、自分を戒めるために書き残しておきたいシリーズ。といっても「協調性」とはちょっと違います。「協力」の話です。

実は、人生において「協調性」はあまり重視しない方が良いとも言われています。いや、負け惜しみではなく。しかし、「協力する。」という気持ちは、確実にもっておいたほうが良い。そんな理由を解説していきますので、ぜひとも、お子様との雑談のお供としてくださいね!


▼「協力」が必要になった理由

時を戻して、アウストラロピテクスが生きていた時代まで遡りましょう。「いや、どんだけ!」と思った方。実は、それくらい昔から「協力する。」という行動様式は大切にされていたのですよ!

では、僕たちの祖先がなぜ「協力」の大切さに気付いたのでしょう。これは、きっと小学生でも考えつくはず。答えは、

「獲物を狩る」

という目的意識です。

ちなみに、僕たちの祖先が「獲物を狩る」ために、また「外敵から身を守る」ために獲得した最強の攻撃方法は何か分かりますか。実は、

「投石」

なのです!!

これもなかなかびっくりですよね。

小学校でも、子どもたちに対して「絶対に石は投げちゃだめ!」と指導しますが、これはマジな話。祖先が獲物を追いかけていた時代の最強の攻撃手段は「石投げ」だったのです。

「はいはい、分かりました。」と。人類が「石投げでなんやかんやしてきたということは分かったけど、肝心な『協力』について触れていないじゃないか。」とご指摘されそうなので、そろそろ本題へ。

この「獲物を狩る」という目的を意識したとき、僕らの祖先は気付いたことがあったのです。

「いくら石投げても一人じゃ無理じゃね…」

ということに。

そして、めでたく「協力すること」に行きついたのですね。

めでたいことは続きます「協力する」という選択肢が生まれてからというもの、「子孫を残す」という目的においても有利な環境を築くことができ、結果、

「協力の質を高める心理的変化をより強く推し進めていった」

と考えられているのです。
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▼「協力すること」の意外なメリットとは

ここまで「協力」の原点を振り返ってきました。

そして、ここから一気に現代とつなげてしまいましょう。

当たり前ですが、現代と祖先の時代とを比較してしまえば、「環境」においては「天と地」ほどの差があることは言うまでもありません。

しかし、祖先の時代から現代まで「協力することは大切」という認識が変わっていないのはとても興味深い事実です。

そして、さらに興味深い事実もあるのです。学級崩壊の記事にも書きましたが、俗に言う、

「フリーライダー」

と呼ばれる人たちの存在です。

どの時代もいたのです、「ちょっとさぼる人」が。

祖先の時代もそうだったらしいです。「獲物を狩るには、『協力』が必要だ。」と分かっていながら、積極的に参加せず、獲物の分配にだけ参加しようとする人が。

この事実もおもしろいですよね。

では、そのような「フリーライダー」がどのような結末になるか分かりますか。みなさんだったら、どうするでしょう。祖先が下した決断は、

「集団からの『拒絶』と『追放』」

という結果になりました!

「なるほど!」と。確かにこれはきつい。もちろん、現代版小学校に置き換えて考えてみても、「フリーライダー」は、少なからず批判を受けることでしょう。

昔もそうだったのです。そして、「昔」の「追放」は、「身の危険」さえ意味します。様々なピンチを「一人」で乗り切ることは不可能ですからね。

ということは、自然と「フリーライダー」がいなくなるということです。

ここから、僕たちが学び子どもに返していくことができる事実は、

「協力場面で力を出すことができないと、自分が力を貸してほしいときに困る」

ということなのです。

さすがに、小学校において追放はありません。しかし、先祖代々続いている人間に備わった意識として「協力することの大切さ」という心理は確実に存在しています。

だからこそ、進んで「協力する」ということは、集団における生存競争(少し大げさですが)にとって、大きなメリットをもたらしてくれるのです。

▼まとめ

本記事では、「『協力』することは『自分』のためになる!」という内容をまとめました。

少し前に話題となった#GIVE&TAKEでも、まずは「ギブすることころから。」という内容が書かれていましたよね。

実は、その意識はずっと昔から存在していた考え方に近いのです。

「情けは人のためならず」と近い概念だと思うのですが、ありとあらゆるところで、「協力」の大切さは語られていますので、ぜひとも、子どもさんにはメリットの部分も教えてあげてくださいね!!


▼メンバーシップへのお誘い

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