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2015年12月の記事一覧

人民新聞12/15号掲載予定『自伝的考察』②「路上の意味、10代」

人民新聞12/15号掲載予定『自伝的考察』②「路上の意味、10代」

人民新聞連載全5回シリーズ
『自伝的考察』②「路上の意味、10代」
校正が進んでいる

予定通り、今月も15日号に掲載される見込み
なんかもうこの回は読み返すたびに号泣に近く涙が溢れて
顔が汚れてるみたいなまんまの日々である
伸びすぎた前髪も相まって、あたしは何だか流浪者がジョークにもなんない自分に微笑む

できるなら10代、その世代にのみならず若者に関わる方たちに読んでいただきたい
幼い

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『エクスタシィ』

『エクスタシィ』

選択肢はふたつ
面白いか、気持ちいいか
他にいったい何が必要だって言うの?

すべては謎、秘密の世界
すべてを了解する日は誰にも来ない
お前にもだ

「すべての」と言うても自分は違うと思うお前は相当な阿呆だな
お前なんか思うとるほど特別な人間やなくて
お前のことなんか割にどうでもいいねんぞ
お前もどうでもええ人間でも、余裕がありゃあ気まぐれに助けるやろ?

すべてを捧げるかのような愛情

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『好きです』

『好きです』

お前なんていらないと
何度突き放されても学習せぬ感情、 求める強さ

何度絶望しても涙は枯れなかった
心を閉じてしまうのだと何度誓っても、あたしの愛は枯れなかった

繰り返すばかりのあたしがひとつ学んだこと
信じることと愛する熱情は決して枯渇しない
ほら、諦めてもまだ溢れてきて止まらない
好きです

ねぇ
信じたら、裏切られなくなったよ

山村礼子★にゃき
孤独な思想のSoldie

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『弱い人だ君は』

『弱い人だ君は』

その弱さとズルさ、非道さまで含めて全部のあなたを受けとめて愛したいさ

人は見返りなき事など決してしない
あたしは自分の健気さの承認のため、あなたに捧げるものがあるだけなのだろう

だが人は可愛い
だからこそどうしようもないユーモアが愛を呼ぶ
最低の人間と環境の中で笑う友人達の顔が交錯する

どんな時でも、大丈夫、って笑ってたあたしは
何だか可愛い
今にしてようやくあたし、自分が少し可

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『人生という賭場にて』

『人生という賭場にて』

あたしはあたしを決して許さない
罪は消えぬから償いの成就は無い


背負う荷物の重さで感じるだけのこの
薄っぺらい「生きる価値」

軽いもんなんだよ
命なんてさ
そんなもんで償えねぇから

死ぬな
生きて晒して凹んで泣け、嘆け
嫌われて追われて腐ってけ
でもまだ愛されたくて挑んでけ
見苦しい自分の愛を嘲笑されよ
蔑まれ尚生きよ

あたしよ
友よ
まだ見ぬ愛の姿と形よ
あたし達を創

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『さもならん君を愛さんまでも』



自分のなかの
あどけなさ
無邪気さ

好きになる気持ち、や
側に居たいと言う素直さ
また会いたいと願う人に
会える幸せや、動悸

胸の中の純粋さを飼いならせず大人になり
今もそのままの自分でひとを愛する愚鈍さ

心んなか、その奥
見失うほどの小さなあたしの切なる願いを
尊重しながらときには拾いあげ慈しむ

あたしの小ささや秘密、
哀しみや寂しさは詩を紡ぐから
そのためだけにでも

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『胸の痛み』

『胸の痛み』

胸が痛い
あたしには消えないシミがある

汚れた人生、夢の中、うわの空
すなわち無我夢中

ないぜ必要ないぜ
つまんないブレーキ
脱線を狙う列車

幸福の思わぬ陳腐さ
悪夢、五里霧中
幻の中だけの真理

胸が痛い
泥のように眠れや

山村礼子★にゃき
表現者

『静かな夕べの小さなレイブ』

『静かな夕べの小さなレイブ』



静かな夕べに
好きな人たちの声は音楽で
あの子のかき鳴らすカサカサやコツコツに
毎度の探しものや昨日の深酒などが見え隠れして
あたしは知らぬ間に微笑む自分の顔を窓辺に見つけ
捨てたもんでもねぇと自讚する
でもどうも自嘲に見せかけるのは昔からの悪い癖だ


アルペジオ
古いフレーズ、なかなかの歪むギターplay
なぜかクラシックなメロディを
先日現世よりふわり飛び立たれた魂へのレクイエムだ

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Fuck'n!
あたしは汚い言葉を使い権力に中指を突き立てて生きてく

間違いないわ

怖いもんなんて無いね
残念ながら

アレを持ってれば

山村礼子★にゃき
Activist❤️

『だな』

『だな』



だな、まだ間に合うよな
腐り切ってもまだ

鎖切ってさ、まだ!

山村礼子★にゃき
ひとりの徒労者&疑心暗鬼アップダウン人生
#詩 #人生 #ポエトリー #山村礼子 ★にゃき

『あびさんに捧ぐ詩(うた)』

『あびさんに捧ぐ詩(うた)』

鮮烈な蝶が舞う日
この世の蝶々がぶっ飛んでく
魂で聴けよ

何よりその心でとらえたものに賛辞を見る
喜びも憤りも優劣なく大いなる意思がもたらすものと落とし込みながらも怒れる人
その意思を超えるものを知る貴いひと

色即是空を真に知る魂
それ故に尚現世に吠える
蝶が舞う

美しきものを感じる魂のダンス
踊る心
蝶が舞う

いつまでもそこにいる確かさなどに価値はない
事象は常に流動し循

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『Overthrow!資本主義』

『Overthrow!資本主義』

金儲けのために生まれたんじゃねぇ
人を負かせて浸れる優越など欲しくねぇ

欠落してこそ存在よ
弱さというカテゴライズへの賛美
どうしようもなさを提示してこそ助けてくれと叫び出せる
もうだめだと足を止め休むための寝具と食事と同志たちよ
酒とグラスを酌み交わせ!
芳しい草とケミカル

所詮誰もがあたしを 何者かにしようとして当てはめて安心しやがる
資本主義のクズ
金を貪る豚の食欲

豚ども

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