お題短歌6首

冷えた手を温めるだけの貴方など冬の夢より薄情な人

氷るのは頬を流れた涙だけ私の恋はまだ燃えている

嘘でもいいこの寂しさが埋まるなら優しい言葉で何か言ってよ

滅ぶ

願いさえいつか滅ぶというのなら今この時を君の隣で

いつの間に傷ついた気になっていて剥がせないまま心にガーゼ

どこまでも広がる青に責められた今日の涙を君は許して

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