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「プレゼント」のセンス 独善的愛情と教育について

こんばんは、ハンサムです。
クリスマスもバレンタインデーもまだまだ先ですが、そんな時期だからこそ無傷で語れると信じ、「プレゼント」について綴ります。


独善的なプレゼントを貰わないために

皆さんはどんな時に「プレゼント」を渡しますか?
どんな気持ちで「プレゼント」を選びますか?

「プレゼント」の考え方

友人がこんなブログを書いていました。

的外れなプレゼントや愛情表現をする男性のために、懇切丁寧な説明で綴られているのですが、
端的に言うと
プレゼントを渡す時は、相手をよく分析しよう」という結論になります。

一見、「当然だろw」と思うような結論ですが
分かっていない人が多いからこそ、
毎年クリスマスに「オープンハートはダサい」とか「4℃ダサい」とか、そういう話題で埋め尽くされるのです。

過去のエピソード

わたしは20代前半のとき、恋人やアプローチを受けていた人から、次の物を貰いました。

  • イニシャルのネックレス

  • ドッグタグのようなネックレス

  • ゼブラ柄のマフラー

  • すみっコぐらしの絵本

  • すみっコぐらしのぬいぐるみ

これらは誕生日やクリスマスに貰いました。

出典 THE KISS サージカルステンレス ペア ネックレス

たしかに、わたしは飾りっけのあるタイプではありません。
とは言え、大学生時代、今でいうところの”港区女子”や”パパ活女子”のように、ミュウミュウやDiorで身を包んでいるわけではなかったものの、
「財布はトリーバーチ」「バッグはFURLA」「時計はDaniel Wellington」「靴はダイアナ」
というように、いわゆる当時の女子大生が好きそうなものや流行にのっているものを身に付けているタイプでした。

アクセサリーを雑貨屋さんで購入することは高校生で卒業し、ジュエリーショップで購入できる"宝石"がついたものを好んで着けていました。

ですが・・・
当時貰った誕生日/クリスマスのプレゼントは、
チェーン部分が太い、趣味がかなり異なるイニシャルやペアのドックタグのようなネックレス。
”すみっコぐらし”のキャラがカワイイと言ったことはあるとはいえど、絵本やぬいぐるみ。(しかもこの2つをくれたのは別人+別時期)

そのもの自体を否定する気はありませんが、少なくとも成人を過ぎて、ある程度オシャレにお金をかける女性からしてみると、けっして心の底から喜べるもの・タイミングではありませんでした。

引用 すみっコぐらし公式HP ふろしきぬいぐるみ


「プレゼント」の貰い方

とはいえ、わたしはあまり嬉しくないプレゼントでも、咄嗟に「喜んだリアクションをする」タイプの人間です。
先に書いた品々についても、恐らく、喜んだ反応をしていたと思います。

BFFと話している中で

俺がhのアルファベットのネックレス貰ったら、まずつけねえ
首輪かよって言ってる。
俺が唯一もらって嬉しいフリするのは、子供たちからプレゼントを貰った時だ。

KING

という話がありました。
『フリ』をするのは、子供相手だけ。
友人や恋人から貰ったものに対しては、遠慮なく意見を言うと。

以前、人狼界隈の狂人、かいくんさんと同じような話題になった時、彼も同じようなことを言っていた記憶があります。

もらっても使わないゲームのカード
もらっても読まない本
使わないもの貰っても仕方ないんだから、受け取っても仕方ないよね。

かいくん

一方で、同じく人狼界隈の狂人、喜多村氏は

まずは喜んで受け取ろうよ

喜多村

と、全く反対の立場で話していた記憶があります。
わたしはどちらかと言うと喜多村氏よりの考えなのですが、
彼の場合、ゴミでも、どんなものであれ、
”自分の為に選んでくれたのなら嬉しい”
というマインドがあって、本気で喜んでいます。

一方、わたしは「え…ナニコレ…」と思いつつも、喜んだフリをしてしまうのです。

こう考えると、当時の驚きプレゼントは、わたし自身が招いた結果、その後の落胆それ自体も、同じく自身で招いた結果とも言えますね。

相手に求めること、教育

※「教育」と言うと少し言葉が強いですが、敢えてこの言葉を使います。

本当に欲しい物を手に入れるためには、こちら側も何が欲しいのか、アピールする必要があります。

正直、イニシャルネックレスやドッグタグネックレスを貰った時から、
「ゴシップガールのブレアが憧れなんだよね」
なんて話をしていた気がするのですが、どうやら甘かったようです。


★日頃身に付けているモノと全く傾向が違うモノ

→普段コンサバ系の服を着ているのに、ボーイッシュなキャップ

★適正年齢層と全く違うモノ
→30代女性にサマンサタバサのバッグ

「そういうものはプレゼントされないだろう」
「自分の好みを分かってくれるだろう」

そんな考えは今すぐ捨てて、
わたしは〇〇がほしい!と、
声を大にして言いましょう。

ちなみに、女性経験が少ない男性(弱者男性)の方が"驚きプレゼント"をしがち…
と考える人も多いかもしれませんが、わたし自身や周りの友人たちの経験では、意外と今までモテてきたであろう人も、それなりに酷いプレゼントを選ぶことがあるようです。
(わたしの友人のなかに、大企業の御曹司に中古のVUITTONの財布を貰った、という人がいました。)

一方で数年前、女性経験がないという男性に対し、
日頃から「〇〇がほしい」「〇〇は嫌い」という発言を繰り返していたところ功を奏し、嬉しいプレゼントを貰えたケースもあります。
(フェラガモのブレスレット。ゴシップガールでブレアが着けていたカチューシャと同じデザイン。)

このように、”女性経験の有り無し”・”本人自身のセンス”は、あまりプレゼントセンスに関与しないことが分かります。

友人が書いていたブログでも、恐らくゲームに詳しい男性が「6万円のスキン」を、本来必要としていない女性に贈るケースが挙げられていました。
どんな相手であろうと、プレゼント教育は必要ですね。

 独善的なプレゼントを贈らないために

「プレゼント」の選び方

 さて、ここまで受け取り手の視点でプレゼントについて書きましたが、次に贈り手の視点も書いていきます。

独善的プレゼントを贈らないために必要なことは、
相手を分析すること」です。
冒頭の書き出しに回帰します。

但し、この分析は、独善的な分析にならないよう注意する必要があります。

 例えば、
「エヴァンゲリオンが好き」と言っている女性に対し、「エヴァンゲリオン柄の財布」を渡したら、どうなるでしょうか。 

下手したら破局のキッカケにもなりかねません。

もちろん、喜ぶ女性もいるでしょうが、恐らく、大半の女性はあくまでも『アニメとしてエヴァンゲリオンが好き』であって、『ファッションとしてエヴァンゲリオンが好き』というわけではないです。

喜ばない女性が大半を占めるでしょう。

身に着けるものを渡すのであれば、その女性が普段身に着けているものの中で近いものを渡すとベターです。更に、複数あって困らないものの中からカテゴリを選ぶとより安心です。

または、シンプルに「何が欲しい?」と聞くのも良いですし、サプライズをしたいのであれば「今まで貰ったプレゼントの中で何が一番嬉しかった?」と聞くのも良いでしょう。

注意したいのは、
"こだわりの強さ"が出やすいものです。

先述したBFFの中に

ヘッドホン貰った時は、一回も使わずに捨てたね

KING

 という猛者がいました。

私もヘッドホンを使わないので、捨てはしないでしょうが、間違いなく使わないでお蔵入りとなるでしょう。

よく女性へのプレゼントとして選ばれることの多い”花”のプレゼントは、
女性の自宅に花瓶がない可能性もあるため、女性宅のチェック(事前調査)が必須です。
場合によっては、花瓶が不要なタイプを選ぶと良いですね。
猫を飼っているお家では、花を飾れない可能性もあるので、注意しましょう。

*友人のブログでは「6輪のバラより、1輪のバラの方が良い」と書かれていましたが、これもよい視点だと感じました。女性は、”プレゼントの意味”を色々考えがちなので、意味がある本数を渡すのもロマンチックかもしれません。

このように、一つ"花"を選ぶ時も、配慮しなければならない想定が多々あります。

「相手が好きと言っていたから」「かわいいから」だけで選ぶと、大失敗に繋がりかねません。 

逆に一輪挿しがないと寂しい見た目になることも。


「心がこもっていればいい」は大間違い

こんな言葉をよく目にします。耳にします。

ですが、相手が喜ばないモノでも、本当に心がこもっていると言えるのでしょうか。

もちろん、ここで話しているのは、子供からのプレゼントなどではなく、恋人同士や夫婦で渡し合うものや、アプローチの一環で行うようなプレゼントを指しています。

深掘りしていくと、プレゼントだけでなく、様々な言動もこれに当てはまります。

「あなたのためを思って言っているのに」とか、そういったものは往々にして独善的言動です。

”気持ちの押し付け”は時として凶器となります。
凶器ではなく花束をプレゼントしていきましょう。

おしまい。

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