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2人が夢見てきたもの



一昨日、
わたしが満たされていれば
まーさんと四六時中一緒にいるかどうかは
ぶっちゃけ、どっちだっていい☆

という吹っ切れた感覚になり


離婚も、まーさんとも

わたしの愛の周波数が
求めるかたちに成るでしょ♡

って、
「わたしの波動次第☆」だということが
肌でわかって。


こうやって、大調和が見つかっていくんだと
深いところで、ホッとした。

強引な感じが、ずっとあったから。

くーさんは、何とか離婚だけは回避したいと思っているし
他の家族もがっかりさせるだろうし
まーさんだって、わたしの離婚を心待ちにしてるわけじゃない。


わたしが、突き抜けてなければ
これが最善なんだという確信がなければ

勇氣を出して打ち上げてみたものの
ロケットの軌道は
どこか危なっかしかったのだ。



わたしが先陣切って波動を上げ、
皆がそれについて来る。
そういう流れだと、わかってた。

ガイド達が、何か起こしてくれないかと
待っていたけど
ガイドは『あなたが納得したタイミングで
自分で動きなさい』と
じりじり待ってくれていたことも。


そして、初動は無事済んだ。

突き進むための、第2エンジンは何だ?
そもそもの、波動の部分は
よーく解ったけれども。



今朝になって、過去世を視てみようと思った。

離婚に深く影響を受ける
誰かの、
何かを、反転させるために
この流れがあるのなら

わたしの中で
もっと、迷いなく
進める力になると思いついたのだ。


銀龍さんに、
くーさん、子ども達
まーさんと、わたし

この5人に限定して
離婚することで好転していく
過去世からの何かがあるか、
視せて欲しいと頼んだ。

こんな頼み方、これまでしたことがない。

けど、何が飛び込んでくるのか身構えたり、
ネガティブなのは嫌だとか
選り好みをするような氣持ちがわたしにあれば、
見透かされて
視せてもらえない氣がした。

わたしは、力を抜いて
サレンダーして
何でもござれ!と銀龍さんに明け渡した。


…来たのは、ヴィジョンではなく
銀龍さんの言葉だった。

もう、何もない。

因縁や、カルマなどといった
清算必須の重々しいものは
そなたと、家族の間には。

言ったじゃろう。
契約事項は済んだのじゃと。
だから、あがり。
そこから出ろ、と。』

安堵で、うるっとした。
けれど反面、この離婚は
家族のメリットにはならないのか、と
がっかりもした。

『それよりも、じゃ』
銀龍さんは続けた。

『そなた達は
いつも、何かあって
ここまで、一緒には暮らせていないのじゃ』

その言葉を聞いた途端…

まーさんとわたしの
転生の記録が
名場面集のように
ヴィジョンで駆け抜けた。


兄妹と知らずに、子どもを産んでしまった
この時しかないのだ。
それでも、地球の時間では
1年にも満たなかったという。


『いつも、目の前の人に笑っていてほしくて
自分のことはそっちのけにするのじゃ。

自分の希望を優先することが出来ない。
その陰で
誰かが泣くようなことがあったら
自分を赦せない。

まったく…ご立派よのう。
地球で生きる上では
普通の人間とは逆の課題となっておるがの。』

銀龍さんは、
わたしたちの性分に
ほとほと呆れているようだった。


『で…、』

『今回は統合世。
やっと幸せに、一緒に暮らせるね。

そこに、どれだけの悦びを込めているか。
どれだけ長い、我慢と犠牲が積み上げられての今なのか…

残念じゃが、過去をどれだけつぶさに視せたところで
そなたの意識には、ごく一部しか伝わるまい。』

ぽろぽろと、涙がこぼれてくる。


『とても…』

『素朴な願いなのじゃ。

一番愛している人と
幸せに暮らしたい。

ただ、それだけ。

しかし、それだけのことが
どうしても叶えられなかった。
これまでは、な。』


一緒に暮らせるようになったら
まーさんは、何がしたいの?

ペンデュラムで聞くと
「わたしの手料理が食べたい」
「一緒にお風呂に入りたい」(笑)
この2つだった。

わたしは、
手を繋いで寝たい。

そんな、当たり前の幸せに
当たり前に手を伸ばすことが
どうしても、できなかったんだね。


『そんなに、罪なことなのか?

これだけ強い想いを実らせるために
一度くらい、周りを氣にせず
突き進むことが?』

銀龍さんは、厳しい口調で問いかけてきた。

『この期に及んで、まだ
家族が、などと言いおって。

自分を幸せにできない奴が
他者を幸せになど、できるものか。』

静かに、でも強く
そう言い切った。

『離婚は、最適な課題じゃ。』

最後にそう言い残して
銀龍さんは、姿を消した。



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