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ハンドメイドのブランド価値を上げる魅力的な売り場にするために

必要な情報は台紙に記入する

作品と台紙に加えその商品価値をあげるためにはお客様により多くのプラスアルファの情報を知っていただく必要があります。それは作品を見ただけではすぐにわからない金具や素材の情報です。
例えば金属アレルギー対応金具を使ったり天然石やパールなどパーツの素材名を書くのも作品価値を高める重要なポイントです。金属アレルギーのお客様は対応している作品のみを探されますので台紙の表面に記入してあればとても親切です。金属アレルギーのように作品を早い段階で見つけてもらう必要がある情報は台紙表面がいいとは思いますが、情報が多くごちゃごちゃになると美しくありません。表面に金属アレルギー対応している事を記入、裏面にチタンやサージカルステンレスなどの素材名を記入するとすっきりすると思います。またぶら下がっていない作品は正面から見るとピアス・イヤリングがわかりにくいのでそのあたりも気配りがあれば親切です。
他にも天然石や淡水パール、その他お客様に有益な情報があれば記入しておくと価値があがります。ただその情報は商品タグに記入しないようにしてください。タグは外してお客様にお渡しするのでアレルギー対応金具や素材などはタグには記入しないようにしましょう。

金属アレルギー対応は必至です

「アレルギー対応の金具だったら買ったのに」お客様がよくおっしゃる言葉です。
金属アレルギーではない方もプレゼントに選ばれたり、より安心感を求めてアレルギー対応のものをお求めになることが今は本当に多いです。金具交換できないものは泣く泣く諦めてしまい私達も悔しい思いをします。アレルギー非対応なだけで購入のチャンスを逃すことは勿体ですよね。これからは全てアレルギー対応の金具を使っていただいた方がいいと思います。特にピアスはポスト台座やカン、キャッチなど肌に当たる部分で反応してしまいますので、レジンコーティングするなど気配りが必要です。

お客様の目線で売り場に並んだ姿を想像する

せっかくいい台紙を使っても綺麗にバランス良く売り場に並ばなければ意味がありません。イヤリングは奥が立ち斜めに美しく立つことが多いですが、ピアスはバランスが悪いと後ろ向きに倒れてしまい見栄えが悪くなってしまいます。店頭で作品がバラバラとバランス悪く並んでいたらせっかくの作品が統一感が無くなり見にくい作品になってしまいます。店頭に並んだ作品が常にお客様からどう見られるか意識し、もし倒れてしまうものやバランスが悪いものは穴の位置や台紙を工夫して美しくすべての作品が並ぶように工夫しましょう。


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