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決済からSaaS支払い管理を始めて、“シャドーIT”問題に立ち向かう!|法人カードpaild機能紹介[SaaS管理機能編]

サブスクリプション形式の支払いや、SaaSの契約が増え続けている企業も多い昨今。会計処理や支払い管理を担う経理担当者としては、新しい悩みのタネになっているかもしれません。

SaaS契約で必ず通る「決済」から管理することで、そのお悩みが手軽に解消できます。今回は、年会費無料の法人カードクラウド「paild」だけの新機能「SaaS管理機能」をご紹介します!


SaaS支払い管理の悩みは大きく2つ

以前の記事でもご紹介しましたが、SaaSへの支払い管理でお悩みとなっているのは大きく分けて2つ。

1.  いま、社内で契約しているSaaSがわからない
2.  支払いの証憑管理ができない!

みなさまの社内では、こんなことは起きていないでしょうか?


いま、社内で契約しているSaaSがわからない

企業向けに多様な課題を解決するSaaS・サブスク支払いのサービスが提供される現在、そのような各種サービスを利用する部門は多岐にわたり、内容は細分化・専門化し、手軽に試せるようになり、だからこそたいへん便利にもなってまいりました。

その一方で生じているのが、管理部門(経理の場合もあれば、情報システム部門の場合も)の管理が行き届かない、目の行き届かないところでのサービス利用や、「試し始めた」「使うのをやめた」「新しいサービスに変えた」などの現場の変化のスピード感に、管理が追いつかないといった状況です。

こうした問題、シャドーIT問題といわれたりします。

シャドーIT(シャドーアイティー、英語: shadow IT)とは、企業・組織側が把握せずに従業員または部門が業務に利用しているデバイスやクラウドサービスなどのITのこと(Wikipediaより

国内でも企業が直面しつつある情報セキュリティ領域の課題として、SaaS管理のためのSaaSが登場するなど、取り上げられるようになってきています。

情報セキュリティ上のリスクもありますが、経理部門にとってのシャドーIT問題というのも、また、あります。それが「支払い管理」「証憑管理」にまつわる問題です。

たとえばこういうケース。

現場では利用をやめたサービスの情報が管理部門に届かず、「使うのをやめたサービスの支払いが今も続いている」という状況。SaaSやサブスクリプション支払いのサービスは、サービスの利用終了後も、適切に退会処理や契約の終了手続きをとらないと、支払い登録しているクレジットカードから、支払いだけずっと続いていて気づかない、ということが起こります。

管理の間隙を縫って、明らかな無駄(コスト)が生じる事態、それが「シャドーITの支払い管理」の問題です。

さらにこういうケース。

SaaSへの支払いの証憑(領収証や明細書)が、現場担当者の登録している管理者アカウントメールにだけ届き、管理部門で回収することができなくなってしまっているという状況。あるいは、「現場部門にメールで届いているはず/サービスの管理画面上でいつでも見られるはず」と思って証憑回収を後回しにして、管理しきれなくなっている状況。スプレッドシートで管理し始めたはいいものの、その後のメンテナンスが追いつかず、だんだんと管理しきれなくなっていく状況。

これが「シャドーITの証憑管理」にまつわる問題です。


paildでSaaS管理機能の活用で支払いを一覧化・証憑回収の確認も

次世代型の法人カードサービスであるpaildは、完全無料で使え、オンライン画面で法人カードの発行・停止・管理・利用制限設定などができる、法人カードのクラウドサービスです。バーチャルカードだけでの利用はもちろん、ITチップ搭載ナンバーレスデザインのリアルカードの発行も可能で、従業員の立替経費精算をなくしたり、会計処理を効率化するなどの目的で導入されています。バックオフィスの業務効率化をますますサポートしていくべく、日々お客様のお声を聞いて、プロダクトの改善や開発を進めています。(無料で発行はこちら

そんな中、paildが昨年リリースした機能が、「SaaS管理機能」です。

SaaS管理機能でできることはまさにこのSaaS支払い管理における、「支払い管理」「証憑回収」の問題を解消します。しかも初期費用もシステム利用料も無料で導入できるので、高額な費用を払って特殊な支払い管理のシステムを導入することを躊躇されている企業様においても、手軽にトライアルしてみることができます。


実際の画面

paildのSaaS管理機能の画面はこのような画面です。

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(SaaS一覧画面)

契約しているSaaSをリスト化することができ、それぞれのサービスに今いくら支払っているかが一目でわかります。paildはもともと法人カードのサービスですから、支払いの登録カードを変更する必要がありますが、それさえしてしまえば、この画面でいつでもいくらサービスに支払いを行っているか、リアルタイムで確認することができるのです。

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SaaS管理機能では、「SaaS専用カード」を作成します。

この専用カード1枚に対し、1つのメールアドレスが発行されます。このメールアドレスを使って、SaaSの証憑回収・管理ができます。方法は、このメールアドレスを設定したいSaaSの管理者メールアドレス(支払い明細を受け取れるメールアドレス)として登録するか、または、既に設定している管理者メールアドレスのシステム内で、当該SaaSの支払いに関するメールをSaaS専用カードのアドレス宛に転送する設定にしてください。

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そうすると、各SaaSの証憑メールがpaildのSaaS専用メールアドレスに届き、SaaSごとの受信ボックスで証憑メールを回収できます。添付された証憑は、もちろん画面上で開くことが可能です。こうして回収した証憑は、次にpaildの中の決済情報(支払いデータ)と紐づける作業をしていきます。ここで証憑回収の管理プロセスを確立することができます。

以下のSaaS一覧画面で、SaaS名の前にある数字は、まだ証憑と紐づけられていない決済情報の件数です。この数字を見て証憑回収が網羅的に行われているかどうか、現時点で抜け漏れがないかどうかを確認できます。

SaaS_list_説明つき

この数字が一件もなくなれば、支払いを行なっているすべてのサービスのすべての支払いについて、証憑回収が完了したことを示しています。


paildでスマートな経理業務構築を

SaaS管理機能をリリースしてから、この機能を良いと感じて法人カードサービスpaildを導入することに決めた、とおっしゃってくださる方も増えてきました。

paildでは、従来型の法人カードサービスではSaaSへの支払いに限らず発生してきた「この支払い、どの部門の/だれの支払い?」という問題も解消できます。SaaS管理機能とともに、従来型カードサービスでは解決できなかったさまざまな問題をクリアにして、経理業務の無駄な負荷・コスト・手間を減らし、自動化やスマート化を進めてみませんか。

SaaSへの支払いに限らずこの問題を解決する機能も、次世代型法人カードpaildでは、無料で標準装備しています。

SaaS管理機能でSaaS支払い管理の課題を解決し、同時に、経理担当者・現場利用者による作業負荷を減らしてより生産的な業務に集中する環境を。paildは年会費無料でサポートしてまいります!

ご登録は簡単です。サービスサイトの「新規発行する」にてお申込みください。



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