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【国語】落語⑤ しの字嫌い

「しの字嫌い」という古典落語があります。

簡単に要約すると、「し」の字は縁起が悪いから言ってはいけないよ、という勝負を主人が使用人にしかけたところ、まんまと返り討ちにあっちゃうというお話です。


これを模して4歳の息子と寝る前に対決。

「まる、さんかく…アレ?この形なんだっけ?」

「えーっと、イチ、ニ、サン…の次は?」

「お空でキラキラしてるやつなんやっけ?」

などなど、僕から誘導。


「えーっと、なんやっけなあ?(ニヤニヤ)

「3の次は、ヨンやな(フッ)

「月ちゃうかったかな?(ムフフ)

息子はなかなか引っかかりません。

(ルールを理解していない2歳の娘は、シカク!シ!おホシ様!と即答してドヤ顔をしている。)


「ひっかからん!かしこい(くやしい)なあ

「あー!言ったー!」

と僕がわざと負けてオチでございます。


だんだん息子の方から引っかけようと問いかけてきたり、ワザと負けて爆笑したりするようになります。言葉の勉強にもなるし、頭の中で文章をイメージして推敲するトレーニングになります。たぶん。

「縁起担ぎ」でもおなじような遊びができるかもしれませんね。冨樫義博「幽☆遊☆白書」(懐かしい!)にも似たような話があったような。


落語家さんみたいに本格的にやるのは無理ですが、ちょいと遊ぶくらいなら落語はコスパめちゃくちゃいいですよ。何の準備も道具もいらない。喋るだけ笑


安井直人

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