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スイカの名産地とマスク

年中の長男が幼稚園で年長クラスのお遊戯の歌を聞きかじって覚えてきました。

「ステキな心の晴れ姿、スイカの名産地〜」

歌詞が不思議過ぎる…笑

たぶん聞き間違いなのだろう、本当はどんな歌詞なのか知りたいなあ。

さて、チームで着用するオリジナルマスクを作成しました。少しでもこの不自由な状況をポジティブに過ごせるようにと遊び心を。

本校には制服がないため、遠征の際は私服や移動着などバラバラの格好で移動します。一応、バッグや移動着を揃えて持っているのですが、着用は自由です。

チーム名が書いてあるものを使うことで、学校名を背負って行動することになります。(ハンドボール選手としての看板も背負っていることになります)

高校生にもなると、それなりに成長してきますが、中学生はまだまだ社会性を十分に獲得していない子もいます。登下校はいくら指導しても、見えない部分ができてしまうので…
苦情をいただくこともあります。

ただ、苦情はないに越したことはないですが、苦情を無くすのはあくまで目標のひとつであって、生徒の自律した振る舞いを導くのが教育の目的です。

中学生だから失敗することもあります。振る舞いが悪いのであれば、社会の教育力で適切に指導してもらえたらありがたいと思います。(こんな事象があったから指導してほしい、と教えてくださるのはありがたいのですが、その場、その瞬間に対話してくださるのが一番効果的なのです。)

また、一方で、このマスクを着けた状態で善行を積み重ねるよう指導するのにも抵抗があります。わざとらしさ、があったらなんだかなあという感じなんですよね。

心から素直に良い行いができる状態を導きたいのであって、やらされて良い行いをするのはなんだか違う。他人の評価・評判のために中高生を動かすのは嫌だ。

いや、でも偽善でも人のためになるなら、事実として素晴らしい。誰かのために何かできるっていいことじゃないか。

僕は選手に「今は何も出来なくていい、10年後、20年後に世の中を救える力を身につけるために勉強しよう。今できる感謝の気持ちの表現は、勉強や部活動でいきいきと輝いている姿を見せることだ。」と話していますが…

矛盾してくるのかなあ。

気楽にマスクを楽しく着けられるように作ったハズが…またしても悩む、哲学者に相談だ笑

安井直人

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