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【読書記録】冒険の書 孫泰蔵

読んだきっかけ

立ち寄った書店でふと目に入り、アンラーニングという言葉に惹かれた

学んだこと

  • 教育の歴史

  • なぜ評価があるのか

  • なぜ能力を見るのか

  • これから必要とされる勉強の方法


感想

 4月からの転勤で、「なぜ学ぶのか」「なぜ学校に行くのか」「なぜ教室で授業を受ける必要があるのか」という疑問にぶつかることが多かった。その疑問を少しだけほどいて柔らかくしてくれた。
 著者が理想とする教育の世界は、最近の教育書やビジネス書に書かれているようなスタイルに似てはいるが、歴史を紐解いて理想を語っているので説得力が強い。『LIFE SHIFT』や『2040 教育のミライ』に似たような世界観だった。
 この理想と、個人の学習データを掛け合わせると、トークンを利用した投資とともに人間の生活は急激な成長を遂げると思う。ただ、今現在受け身で授業を聞いている子や、学習意欲が全くない子がどんな変化をするのか非常に気になる。
 人生100年時代、学びを楽しむ人間がより多くなる社会を作れるように、自分も貢献したい。まずは今の授業のアップデートから。単元末に探求学習を入れてみよう。


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