見出し画像

あと8年で〇億トンのフードロスを削減できますか?これSDGsの目標らしいです。

2030年までに、私たちは何トンの食品の廃棄を削減しないといけないか知っていますか?


フードロスの削減目標

答えは、6.5億トンぐらいみたいです。農水省の情報から察するに…。

画像1
(農水省HP)


SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」では、

2030年までに食品廃棄を半減させるってかいてあるんです。

相模原市のアイデア

その食品の廃棄を減らすために、相模原市では、市役所の1階に『フードロス対策自動販売機』を設置しているそうです。


自動販売機でどうやってフードロス対策をするのかというと…


賞味期限が近い飲み物を、少し安い値段で売っているそうです。

画像2


この自動販売機で1億トンとか、2億トンとかのフードロスを削減できるわけではないでしょうが、


フードロスについて考えるきっかけを作る啓発ツールとしては、シンプルにナイスアイデアですよね。


おわり。


ではなく、


SDGs担当としては、もう一歩先まで思いを巡らせないといけないと思い、『世界のフードロス』について少し調べてみました。


世界のフードロス

すると、驚きの事実が書かれていました。


国連WFPによると、途上国のフードロスの4割は、収穫後と加工の段階で発生し、


その一方で、先進国ではフードロスの4割以上が小売と消費の段階で発生しているんだそうです。


これ、どういうことがわかりますか?


お米を例にとると、先進国では、刈り取った米が、すばやく、残さず、集められます。

画像4


でも途上国では、こんな風にバチバチと脱穀しているものだから、


あちこちの飛び散ってしまって、せっかく収穫したお米を残さずに回収できていないんです。

画像3


このように、農業の技術や機械がないことで、収穫した米の何割かが失われているんです。


ただでさえ貴重な食料なのに、


こんなにもったいないことが起こっているわけですね。


日本の中小企業ができること

私たちが遠くはなれた途上国のためにできることは何なのか。


調べてみると、中古の農業機械をケニアに輸出している会社がありました。


仮に、『小型の脱穀機』が輸出できたとして、それらが農家の手にわたるなら、


農家がたんせい込めて作ったお米を、余すことなく食べたり・売ったりすることができるようになりますね!


もちろん、事業をおこした企業側にとってはビジネスなので、


社会貢献とビジネスの両立は体現している良い例かと。


視野を広げること、世界の状況を知ることで、私たち中小企業でも、貢献できることが見つかるかもしれませんね。


あわせて読みたい


編集後記

最後まで読んでいただき本当に本当にありがとうございました!

ぜひ一言でも良いのでコメント欄にコメントをいただけると今後の励みになります!お願い致します!

また、スキ、フォロー、サポートなどしていただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。

今後も中小企業SDGs担当の方々のために役立つ生きたノウハウを配信していきたいと思います!



この記事が参加している募集

スキしてみて

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?