漆塗りの工房で猫は飼えないのか?
吾輩は猫好きである
インスタグラムなどのSNSではネコ画像やネコ動画をよく見てるせいか、
AIに「ネコ好き」がバレてしまい、おすすめ画面が猫まみれになってしまいました。
なんというご褒美!
とはいえ、画面越しに見るよりはやはり直接触れたいというのが本音。
しかし、家で猫を飼ってはいない。
吾輩は猫好きである。
家では飼えない。
ペットの毛問題
家で猫を飼えない理由として、
「漆を塗るから」
「ネコの毛がゴミになるから」
と長年(ウチでは)言われてきた。
でも、他の漆器職人さんが飼い猫をアップロードさせているのをちょこちょこ見かけます(主に女性職人)。
要は、「塗り部屋」に猫を入れなければいいだけの話なのだろう。
まあ、子供の頃から長年にわたり、ペットは飼えないと言われてきたので、今更飼い始めたいとも思わなくなったし、実際、世話をすることを考えたら億劫になってきたのも事実。
触れたい欲求は、知り合いの飼い猫か、猫カフェ、野良猫(?)で我慢しています。
昔は子猫を飼っていた?
聞いた話では、祖父母の代ではネコを飼っていた時代もあったのだそう。
どちらかと言えば祖母がネコ好きだったらしい。
祖父は漆塗り職人だったので、上述の問題は何だったんだよ、と思いますが…。
あるとき、飼ってた子猫が仕事場(工房)に入り込んで、漆の入った鉢だか桶だかに入ってしまったのだそう。
漆が乾かないように紙(?)を被せてあったとは思いますが、子猫とはいえ上に乗ったら漆は溢れてしまいます。
にゃーにやー鳴いたんでしょうかね。
祖母はびっくりして、
「ああ、ネコちゃんが漆まみれに!可哀そう!!」
祖父は、
「漆が、毛だらけに!漆が勿体ない!!」
(祖父母の会話は勝手なイメージです)
祖父>祖母、という力関係だったそうなので、
それ以来、我が家ではペット禁止という法律ができたようなのです。
他愛のないの話でした。
222の猫の日にアップしようと考えていた記事ですが、
一日遅れてしまいましたね。
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