かくれ脱水後編

【後編】「かくれ脱水」の恐ろしさ

こんにちわ、半兵衛です。


前回の続きいきます。


3. エアコンで脱水症状になる理由

人間の体内の水分量をご存知でしょうか?


人間の体重の 5080%が水分でできています。


1952年、James L. Gambleの研究[1]によると

人間は一日に水分の摂取と排泄が 2.5 L


これをみると、

「1日あたり1~2Lの水を飲むんだー!」

と言われる理由がわかると思います。


我々の生活では――

尿、便: 1.6L
呼吸、汗: 0.9L

の水分が一日に排出されています


これを踏まえて、エアコンで脱水症状が起きる理由をみていきましょう!


①設定温度による罠

「エアコンの設定温度は28度!」

というワードに聞き覚えはありますか?


これが一つ目の問題点です。


科学的根拠のないこの数字に振り回されて、

「推奨されている数字だから、エアコンは28度だ!」
「エコのためにも28度だ!」

なんて自信満々に言う人がいたら、

「あなたの価値観を押し付けないでください。あなたの普通は私の普通ではありません」

と言い放ってください。


実際にエアコンの設定温度は室内の環境によって大きく左右されるものです。


6畳の部屋に――

a.  2人でいる場合
b. 10人でいる場合

同じ部屋でも b の方が部屋の気温は上昇することがわかると思います!


この設定温度により、汗をかいたりして脱水する可能性があります。


②湿度による罠

二つ目の問題は、湿度によるものです。


エアコンを使用しているとき――

部屋の湿度の目安は40〜60%


これをみて、換気もせずにエアコンをつけっぱなしでいると部屋は乾燥してきます。


そうすると、口の中が乾き水分が徐々に奪われていきます。


これもエアコンによる脱水症状になる可能性の一つになりうるのです。


2. かくれ脱水の対策

ここまでの記事をみていき、

皆さんも脱水症状にならないようにする方法はお気づきでしょうか?

以下の3種類の状況から対策を確認しましょう!

①室内
②車内


①室内

これは言うまでもなく、こまめに水分を取りましょうが第一です。

他に大事な対策をまとめます。

・エアコンも設定温度、湿度に気をつける
・体調管理を気をつける
・起床時、入浴前後に水分を補給をする
・大量に汗をかいた時は塩分の摂取もする

この4点を意識するだけでも、かくれ脱水のリスクを軽減できると思います!



②車内

①屋内のこと以外で考えていただきたいことを追記します。

車内にいると――

「トイレに行きたくなるから飲み物を飲まない」

というケースがあるのではないでしょうか?


これもかくれ脱水の原因です。

こうならないためにも水分補給は重要です。


そこで、飲み物を選ぶ基準を考えてみましょう!

・カフェインが入った飲み物を避ける(例は下記のとおり)
 ・コーヒー玉露
 ・玉露
 ・煎茶
 ・紅茶
 ・ウーロン茶
 ・ほうじ茶
 ・番茶
 ・玄米茶
 ・コーラ
 ・ココア
 ・甘い飲み物、柑橘類のフレッシュジュース

・水やカフェインが入っていないお茶を選ぶ


車内にいる時には極力、水を選ぶことをオススメします!


また、車内の水分補給でも他にも気をつけなくてはいけないことがあります。

↓↓↓ 水分補給による食中毒の記事 ↓↓↓


今回は長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました^^



参考文献

[1]

[2]



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