【前編】今すぐ通学通勤時間を見直すべき
こんにちわ、半兵衛です。
皆さん、平日は重い腰を上げて通学、通勤する方が多いのではないでしょうか?
ここで質問です。
Q.毎日の通学、通勤にかかる「時間(片道)」はどれくらいですか?
私は――時間(片道):1時間15分でした。
都心で働いていれば普通くらいの勤務状態だと思います。
正直、もっと通勤時間は縮めたいですが...
今日は長時間の通学、通勤が与える影響を科学的に見ていきます
1. はじめに
長時間の通学、通勤が危険な理由を 2 つのグループで述べます。
① 身体的影響
・休みやすくなる
・太りやすくなる
・運動、睡眠不足
② 精神的影響
・不安症になる
・幸福度の低下
ここからは、それぞれを細分化してみていきましょう!
2. 休みやすくなる
オーストラリアのメルボルン大学のYingjiu Panらの研究[1]――
彼らは、通勤方法の違いや職場への距離などが従業員の幸せにどの程度の影響を与えているのかを調査しました。
被験者1,121人のフルタイム・ワーカーを対象とし、
被験者が通勤にかける平均時間、週 5.75時間であることがわかった。
そのうちおよそ1/4の人々が、片道に45分以上をかけている「通勤時間が長い」とされる人々だそう。
結果――
職場までの距離が長い人ほど仕事を休んでしまうことが多いことが明らかにされたそうです。
※グラフは参考文献の[2]を参照してください!
3. 太りやすくなる
カリフォルニア州立大学の研究では[[3]――
通勤時間が長いと肥満になりやすくなるという結果が出ている。
4. 運動、睡眠不足
ブラウン大学の研究では、通勤時間が増えることにどれぐらい肥満になったり体への悪影響が起きるのかということを分単位で調査した。
結果――
通勤時間が 1 分増えると、
運動時間が 0.0257 分
睡眠時間が 0.2205 分
ずつ減っていくということがわかっている。
日本の平均通勤時間は 1 時間 17 分と言われているので、
それに合わせて換算すると、年間で――
運動時間が 約 8 時間
睡眠時間が 約 68 時間
が消えて無くなっています。
実際に皆さんも失われている時間を計算してみましょう!
〇年間の平均勤務日数は 120日とします。
・運動時間の求め方
{(自分の通勤時間往復 [分]) × 120日 × 0.0257分}÷ 60
私の場合)
{150分(3時間30分)×120×0.0257}÷60 = 7.7 [時間]
・睡眠時間の求め方
{(自分の通勤時間往復 [分]) × 120日 × 0.2205分}÷ 60
私の場合)
{150分(3時間30分)×120×0.2205}÷60 = 66 [時間]
あらまっ!
後編へと続く――
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