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「みなもと」ではなく、「げん」。
正しくは「星野源」。
そう、これは源さんの話である。

もともと芸能関係に疎いうえ、2012年から2018年あたりまでテレビをまったく観ない生活をしていた。
2015年の「コウノドリ」や2016年の「逃げるは恥だが役に立つ」などは当時当然観ていなかったし、流行りの音楽にのっかるタイプでもない。

そんな私が「星野源」という存在を強く意識したきっかけは、彼のエッセイだった。
「いのちの車窓から」
独特な視点から日常を切り取った文章に引き込まれ、若くしてクモ膜下出血で倒れ闘病生活を送っていたという事実にも驚いた。
彼の出身が埼玉県で、母校である「自由の森学園」は、私自身が不登校児支援に携わっていた際に何度も足を運んでいた場所でもあることにも親しみが湧いた。

その後、「蘇る変態」「働く男」「そして生活はつづく」と、遡るかたちでエッセイを読破した。
そう、私はおそらく少数派であろう、執筆家星野源スタートのファンなのだ。

エッセイを読破した私が「さてと」と改めて映像媒体の彼を見ると、あら不思議。
それまで「ぱっとしないんじゃないの?」と思っていた彼のビジュアルが、とても魅力的に映ったのだ。
大変失礼なうえに現金な奴である。
それ以来、源さんは私の「お気に入り」。
「推し」というよりは、「お気に入り」。偉そう。

さらにradicoというアプリに出会って、「星野源のオールナイトニッポン」リスナーに。
源さんと他のスタッフさんやリスナーとのやり取りが愉快で、彼の人柄を感じられるよう。ちょこちょこ全力の茶番が入ってくるのもたまらない。

あとちょこちょこ体調崩してるなよなよした感じがなんとも言えん。
先日は体調不良で本人がラジオ欠席、代打に令和ロマンが出演するという事態になっていた。源さんがいない時点で私は聞くのをやめてしまったんだけど、姉曰く「番組乗っ取るんじゃないかってくらい面白かった」。
聞けばよかった。


もちろん映像作品や音楽も好きなんだけど、私のなかで大好きなのは、やっぱり源さんの本とラジオ。
芸能人だから本当のことは知る由もないんだけど、文章とか言葉が、一番人となりに近いものを表していると思う。そうであってほしいと思う。



先週、嫌だなぁってことが続いて、夜中に料理をしながら源さんのラジオを聞いた。一人でお腹よじれるくらい笑った。
週末、無理だなぁってことがあって、週明けの今日、1人でカラオケに行った。本人映像の源さんの曲をいっぱい歌って、可愛らしいPVに1人でノリノリで、カラオケを出るころにはすっかりご機嫌。

いえーい、源さん最高よ。
そろそろファンクラブ入会するか(入っていないんかい)。


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