至福のスイーツ
私へのご褒美
私の焼き菓子が私にとって至福のスイーツ、ご褒美です。素材そのものが美味しい。雑味のない、種子島の美味しいを詰め込んだ焼き菓子。スーパーフードや有機JAS・オーガニックに拘った贅沢な焼き菓子。私が作る焼き菓子、全てグルテンフリー。余計なものは使いたくない。なるべく無添加です。
どうしてグルテンフリーにこだわるのかは、また次の記事にグルテンフリーについてと、腸活について綴る予定にしています。
なるべく無添加と、言わざるを得ないのは、使っているチョコレートに乳化剤が入っていたりします。私が使っているチョコレートはクーベルチョコで製菓用のチョコレート。一般的なチョコレートよりは純度が高く、植物油脂や全粉乳は入っていないチョコレートを選んでいます。また、なるべくベーキングパウダーも使いません。どうしてもマフィンやワッフルを作らなくちゃの時は仕方ないのでアルミ不使用のベーキングパウダーを使います。こちらも添加物なので使わずに作れる焼き菓子を展開しています。
基本的な材料
基本的な材料の、卵・粗糖・バター・牛乳・米粉が種子島産のものです。
卵は毎週金曜日に卵農家さんが平飼い自然卵、有精卵を持って来てくれます。
粗糖は私の住む町の製糖所に勤めている人が新糖が出来たら連絡してくれて発注。中種子町はサトウキビが名産で、携わっている農家の方がたくさんいます。その方々の結晶みたいな粗糖を使う事を嬉しく思ってます。粗糖は、上白糖やグラニュー糖のように加工が少なく、漂白もしていないので、ミネラルなどの栄養価が豊富。お菓子作りにも煮物にも大活躍で、煮物にすればコクも出ます。
バターは牛乳屋さんの嫁が友だちなので早目に頼めば持って来てくれます。とても助かっています。
牛乳もバターも、種子島で搾乳された乳を他所で詰めたものが商店に並んでに有ります。酪農や畜産に携わる牛農家さんも中種子町には多くいます。娘の同級生が酪農農家さんなのでお願いして仔牛を見学に行かせてもらいました。畜産は主人の実家がそう。セリ市場で出会う人も皆、関わってる購買者さんだったり牛農家さんだったりします。(最近、商品開発した星空コロッケ〜愛され上手な和牛姫牛と安納芋の逢引♡〜には、なんと、種子島で産まれた牛が指宿で成牛になり、私はそれを指宿の牛農家さんから直接、届けてもらえるようになりました。)
米粉は、隣町の南種子町でしか入手場所を知らないので、南種子に住む友だちに買って来てもらいます。うるち米です。
基本の材料だけでも、想いが強いです。
原点
私の焼き菓子の原点は2つ有ります。
1つは、作る事がそもそも楽しい。食べてもらった時の笑顔のためなら夜中でも作り始めます。
私の母もまた、料理を楽しみながら工夫しながら作る人です。母がずっと専業主婦だからオヤツは手作りが当たり前で育ちました。私もなるべく、私が作ったオヤツを与えたいと思っています。実際は焼き芋やおにぎりや島バナナが多いけど、私の焼き菓子商品のハシキレや試作などを、子どもは喜んで食べてくれます。誕生日だけ特別にケーキをその子のためだけに焼いてあげてます。ママのお菓子が世界一と、まだ世界を知らない子どもらに絶賛されます。
商品開発もヒラメキがワクワクに繋がって、試行錯誤、商品としてカタチになってゆきます。
もう1つの原点は、菓子製造業許可を得た後、種子島で、種子島のモノに拘るキッカケになった出会いでした。
松下製茶さんです。無農薬・無化学肥料・無除草剤で、茶葉を栽培している茶農家さん。最初はカレーを食べに来てくれているお客さんでした。親しくなるにつれ、茶農家さんと知り、親子で主に緑茶・和紅茶を育てている。他にも私の愛飲している桑の葉茶も無農薬・無化学肥料・無除草剤で育てています。そして有機JASを種子島で取得していると。そこから、和紅茶を使うようになり、種子島の農家さんの顔が見える素材を探すようになりました。
また、折角、拘った素材を使うのなら、身体が喜ぶモノを作りたいと考えるようになり、スーパーフードの資格を取得しました。焼き菓子に可能な限り、種子島産の美味しいモノ・有機JASのモノ・スーパーフードのモノなどを取り込み、健康志向モノへと、方向を定めるようになりました。
添加物に対する想い
安価で添加物がたくさん入っているモノで溢れかえっている今の時代に、本当に美味しいがどうゆう事なのかを、子どもたちに教えたい気持ちもあります。母がそうしてくれたように、私もそうありたい。添加物なんて微量だから身体に蓄積されるって言っても寿命に影響なんてしないだろうって考え方、農産物に農薬・化学肥料・除草剤を使っていたとしても人体に影響するはずないだろって考え方、考え方は多々あるし、悪影響があるって分かっていても今更って思うのも分かる。
そもそも健康体の人にしてみれば気にしなくても良い事なのかもしれないと葛藤も有りました。
安いモノ、拘らないモノは世の中に沢山あり、日々簡単に手に入る。けど、私が作りたいのは安心して子どもも食べる事が出来るモノ、材料に辿り着くために苦労すればする程、愛着が湧きます。
なので商品全てに思い入れが有ります。
今では作ってないモノも有りますが、ロングセラーが和紅茶フィナンシェ・ショコラケーキ。人気なのはバスクチーズケーキ。試行錯誤、改良して来たのがよくばりブラウニーとビスコッティ。
高校生と共同開発したのが第一弾かめのこうら。第二弾がかめのたまご。ウミガメの藻場の研究や商店街の祭りにってオファーが来て、手伝ってもらいながら作成しました。かめのこうらはそれから作っていないけど、なんかの時にはグルテンフリーに生まれ変わって再登場出来たらなと思っています。かめのたまごはクッキーで、続けていました。グルテンフリーにもなりました。小麦粉使ったクッキーの時は和紅茶味と落花生味とココナッツ味が有りましたが、グルテンフリーになってからはきな粉を使っています。きな粉も無農薬・無化学肥料、鹿児島県霧島市国分の方が生産者さん。
落花生もココナッツもきな粉もスーパーフード。スーパーフードについてはまた、追々記事を執筆したいと考えています。
また、商品についても、少しずつ説明をしていきます。
我が家の事情
食に対しての意識は、ちゃんと娘らには伝わっています。特に長女は偏食で少食。給食も減らしてもらう子、食べ終わるのが1番遅い子。身体も痩せっぽっちだし身長も低い。いくら言ってもあんまり食に対しての欲がない。可愛い、美味しそうと思ってもらえるようにお母さんである私は頑張ります。特に肉や魚や豆類を食べたくない子。タンパク質を如何に摂取させるかがポイントです。
卵は食べてくれるから、卵焼きは常に食べてます。幸い娘は料理が好きで、一緒に作るといつもよりかは食べてもらえます。
豚肉、ヒレの塊を叩きまくって、繊維を潰して筋っぽさを無くして、赤ワインで煮込んだ料理は一緒に作るしたくさん食べてくれる。マグロの刺身は好き。鶏肉はササミしか食べたがらない。
次女は軽い卵アレルギー。もしかしたら小麦も乳製品も少しあるのかも知れないです。だから先日、アレルゲンがアーモンドだけのスコーンを作ってみました。次はアーモンドも使わずに作ってみようかな。このスコーンについてもちょっと聞いて、を少し綴っています。
息子は雑食で食欲旺盛。何が食べたいか聞くと「あのね〜、肉と魚と唐揚げとチーズの卵焼き〜」とか「ご飯と〜塩と〜梅と〜海苔のおにぎり」とか「ママのチーズカレー♡」などと、兎に角、欲張りだし何でも口いっぱい頬張る子。
やきいもスコーン
私の催事用焼き菓子は全てグルテンフリーだから小麦は勿論、使っていません。安納芋を練り込む事で砂糖も不使用。甘すぎないスコーン。バターや牛乳を使わずにココナッツオイルを使用。卵も使いませんでした。小麦の代わりがアーモンドプードルと米粉とココナッツファインです。 東京ビッグサイトでの商談展示会で初日に売り切れました。たくさんのヒントを得たのでまた進化しました。
アーモンドプードルの使わず、砂糖だけでなく卵・乳成分もないまま安納芋の甘みとココナッツの風味で完成。次の島外催事、種子島物産展でも初日で完売しました。
グリーンコープの事
添加物は与えなくないから、グリーンコープのモノをなるべく使います。チキンコンソメやトマトケチャップ・胡麻油は一番搾り、焼きず海苔はおにぎりに。メニューにも有ります。グリーンコープの食材は安心・安全で美味しい。私の母が信者で私は幼少の頃からグリーンコープの海苔のおにぎりが大好きでした。グリーンコープについては検索してもらうのが早いので、想いだけ。種子島では配送料上乗せで購入できるんだけど、組合員が減った時、撤退した事があって、私は今、種子島地域委員になり、9月からは地域委員長になったんです。
自分の仕事でも忙しいのにそんな事にまで手を出して、迷惑をかけないようにしなくちゃと、必死です。有り難いことに、地域委員も増えて種子島での催し事を楽しくさせてもらえて、そのような催し事を、鹿児島の組合員事務局の方々と連携しながら企画したりを地域委員会で毎月しています。子どもたちの食育のためにも、私のアンチエイジングのためにも種子島からグリーンコープが撤退しない事が願いなんです。
グリーンコープについては添加物のことを綴る時に、また詳しく語りたく思っています。うちのメニュー、グリーンコープのもの、本当に増えました。
島内外の催事に必ず持っていくもの
基本的に焼き菓子全てがグルテンフリーで、冒頭でも綴っているようになるべく無添加のものです。中でもオンラインショップやふるさと納税でもご好評いただいているよくばりブラウニーは、こだわり抜いた焼き菓子。このブラウニーは必ずどこへ出店するにも、持って行きます。和紅茶フィナンシェやビスコッティも持っていくことが多いです。他は気まぐれでスコーンやワッフルやマフィンなども作っています。
催事の会場で冷凍ショウケースを使える時は、バスクチーズなども持って行きます。最近では、島内催事に備えて、冷凍ストッカーも新調しました。
私の焼き菓子には全て想い入れがあって、歴史もあり、進化してきました。
一番、時間が掛かって仕上がったのは、よくばりブラウニーです。試行錯誤、何度もリニューアルしています。Instagramにリールで説明したものがコチラ↓
色んな催事場で、色んな方々にお買い求めいただきました。2023年・2024年は福岡に大阪、東京と挑戦して来ました。オンラインショップやふるさと納税で少しずつ需要もあり嬉しく思っています。2024年12月19日から、新たに中種子町の旭町商店街内の冷凍スイーツを取り扱っている【肉のながはま】さんでも冷凍にて取り扱ってもらえる運びとなって、追記している次第です。
2025年の事
種子島の店舗をなるべく休まず、島外催事を控えようと考えています。それでも催事出店は大好物なので島内の催事には張り切って出店します。差し当たって、2025年は2/24(月・祝)の【なかたねさくら祭り】です。