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12/28 年末のファッション撮影 in東京

朝7時半 池袋 着

朝の池袋は強烈

げろまみれ 悪臭 ゴミ嵐

だから東京は嫌いだ、なんて言わないけれど

ここを歩くと廃れた気持ちになる

もっていかれないように、自分のペースで歩く

ひとりで歩くと人の顔を見すぎるけど、今日はちゃんとまっすぐ見て歩く

私は、今、東京にいる






三重から、はるばるやってきて、明日には戻ります

お昼から、撮影が始まりました

今日は、友達の立ち上げたファッションブランドの、新商品の発信用の撮影です

はるや

無人島で出会ってからずっと仲のいい友達です

友達とはいってもお遊びではなく、仕事としてお金をいただいて撮る撮影だから気合い充分

参考イメージもばっちり予習してきました

少し早くふたりで会って、ブランドの成り立ちまでのストーリーや、コンセプトやイメージカラーを聞きました

ヒアリング、大事。

デザインにちょろっと触れた時に学んだものが、写真の依頼にも役立つと思って取り入れています

写真家として撮るなら自分のカラー全だしでいいけれど、依頼だとそうもいかない

私らしく、私にしか撮れないものである前提で、依頼してくれた人の一番ほしい写真を撮ることが、プロになるための最低条件だと思います

今はどうしたらそこにたどり着けるか、考えてできると思ったことを泥臭くやるしかない

だからヒアリングもするし、こだわりは伝えるし、頭をさげて経験を積ませてもらう

これからだからね、負けてらんない

メイクさんに美容師さん、モデルの男女二人もみんなプロ級で、本格的で気が引き締まる

自分の知り合いの範囲内で、いろんな人と一緒につくりたいんだ

その思いをこのクオリティで実現できるはるやの人脈は流石だと思いました

美容室ではみんな美男美女!

しかも優しい、、。はるやの周り、素敵な人たちいっぱいなんだなあ。コミュニケーションの緊張は、すぐにほぐれました

メイクの間にはるやと珈琲を買いに行って差し入れ

すぐ近くにいくつもカフェのある渋谷のど真ん中で、撮影に差し入れに、、。

ちょっと、わくわくします

お昼ご飯を食べて、撮影がスタートしました

渋谷から代官山方面にむかって歩いてストリートスナップと何カ所かと、カフェで靴下の撮影

カフェで許可を取ったので好き放題撮っていいという、最高な環境でやらせてもらいました

仕上がりをいくつかここに

はるやには、内緒です。笑



靴下の撮影って意外と大変で、その高さに合わせるためには這いつくばらないといけないわけで。笑

渋谷のカフェに、セットアップで地べたに這いつくばる変態があらわれる事態でした。笑

とにかく、楽しかった

ひたすら、楽しかった

モデルさん、依頼人、お直しさん、みんなに惜しみなくテータをみせながら、意見をもらいながら写真も撮影もみんなでつくっていくおもしろさを感じました

これは、かっこいい世界だ

自分がそこにいさせてもらえることに幸せを感じたし、こんな現場をもっと取りにいきたいと強く思いました

貴重な撮影をありがとう

東京なら山ほど頼める写真家なんているのに、わざわざよんでくれて、幸せです

がんばって納品まで気合いいれるぞ~まってろ~~!

というわけで、撮影が終わり、夜はどうしようかなあと思っていたらまなさなとご飯に行けることがとんとん拍子で決まりました

ふたりはどんな友達かと聞かれて即答できない(簡単に:まなは無人島、さなは、大阪のゲストハウスで出会った、どっちも22歳)のですが、とても、とっても大切な友達です


東京で会えるなんて不思議で、明るすぎる街も、ひとりじゃ吸い込まれそうで最悪な気持ちになる東京の人混みも、ふたりといるとただただ楽しかった

はるやとも昼に話したんだけど、年末の、においがする。

このにおいを熊本以外でかいだことがないからとても違和感で、しかもそれが東京となるとなおさらその大都会のひとりひとりに、「年末」の暮らしがみえて、嬉しくてたまらない

ああ、今年がおわるね

私はたくさんのものをみて、たくさんの場所にたって、今もここで、みたことのない強さを見ているよ

それだけでいい

どこまでも、進める気がします

今日はこの辺で。

おやすみね、また、明日。


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