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写真に正解はあるのか?

写真に正解、不正解はあるのでしょうか。
もしあるとすれば、その基準はなんでしょう。

「良い写真だね」とか「凄い写真!」とか言ったりすることはありますが、良い写真、凄い写真が写真における正解なのでしょうか。
たぶん、不正解ということはないでしょうね。

不正解の写真といえば、いわゆる失敗写真は分かりやすい不正解と言えるでしょう。明らかな露出不足や露出オーバー、予期せぬピンぼけや手ぶれなどは失敗写真と言えるでしょうし、不正解になるでしょう。
ただ、この失敗写真に関しては、正解、不正解を論ずる以前に撮った人も気がついているはずです。ですので、今回のテーマには適切とはいえないでしょう。

とすれば、露出がそこそこ合っていて(明るめ、暗めは好みの範疇として)、ピントも合ってる、ぶれもない写真だった場合、この写真に正解、不正解はあるのでしょうか。

写真はその時々で被写体も変われば、光も周りの状況も変わります。その中で、こう撮るのが正解となる、いつでも同一基準の正解はないというのが答えかと思います。状況によって、正解、不正解が変わるということですね。
ということは、基準はないということになってしまいそうです。

でも、状況が変わってもいつでも通用する基準というものが実は存在すると思うのです。
私自身はその基準が2つあります。

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