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中国製のカメラ機材を買うメリット・デメリット

最近のカメラ機材(主にレンズやストロボなど)にいわゆる中華製と呼ばれるものが増えてきました。
ここでいう中華製というのは、日本メーカーのMade in Chinaのものは含みません。あくまでも中国メーカーの製品という意味です。

この中国メーカーの製品というのが、写真業界に大きく進出してきています。カメラ本体はほとんど見られませんが、レンズ、ストロボ、LEDライト、三脚やライトスタンドなどなど、いわゆるカメラ関連用品の多くに中国メーカーのものがあります。

レンズに関してですが、一昔前までは安かろう、悪かろうというものが多くて、「まあ描写力は期待するだけ無駄」という感じでした。
ですが、最近の中華レンズはずいぶんと良くなってきていて、「これだけ写れば十分じゃないの?」というものも多く見られます。
しかも、価格的には純正レンズはもとより、日本のサードパーティー製レンズと比べても圧倒的に安いです。

中国製レンズの多くはMF(マニュアルフォーカス)レンズで、電子接点を持たないものですが、中には電子接点のあるAFレンズもあります。
AFレンズだと使い勝手的には純正レンズとほとんど変わらなかったりします。
また、コーティング技術なども進んできていて、逆光性能なども不満のないものが多く見られます。

また、ストロボなんかも非常に良くできていて、カメラのホットシューに取り付けるクリップオンタイプだと、カメラと情報のやり取りをおこないTTL発光やハイスピードシンクロなども可能となっています。

ストロボに関しては、カメラメーカー自体があまり力を入れなくなってきており、むしろ中国製を含む社外製品を使うのが今や当たり前となってきています。

というわけで、中華レンズやストロボを愛用する人も増えてきているわけです。

では、中華レンズやストロボを使う上で、知っておきたいメリット、デメリットはなんでしょう。
ここからは具体的なお話です。

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