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誰もがみんな魔法使い


“ハワイの州立病院から、ある病棟が消えた。
 一人の心理学者がその病棟に勤務したことをきっかけに。

 「触法精神障害者収容病棟」。精神的な病気が理由で、殺人のような重い罪を犯しても「責任をとる能力がない」と判断された人が収容されている。
要するに、「自分で自分をコントロールできない」人たちが入る病棟だ。

 収容者たちの間での暴力沙汰はもちろんのこと、病院の職員たちも頻繁に暴行を加えられ、週に1、2回は大きな騒ぎとなっていた。

 そのため、収容者は大量の薬を投与され、手かせ足かせをはめられることが日常茶飯事だった。職員は、いつ襲われるかわからないため、壁を背にしなければ廊下を歩けなかったという。

 このような病棟では、当然のことながら、スタッフ、そして精神科医がいつかない。

 心理学者、イハレアカラ・ヒューレン博士は、知人から、その病棟の精神科医の代理として、勤務を依頼された。

 博士は学者であって医師ではないため、引き受けられないと、その依頼を断り続けた。しかしその知人は、博士が「その現実を変えることのできる人」だと知っていたのだ。

 博士は何ヶ月もアプローチを受け続け、ついに根負けし、スタッフとして病棟へ入ることを引き受けた。

 博士は、病棟に勤務を始めた日から、「自分」の内面を癒し始めた。

 収容者に対しては、診察も、カウンセリングも、治療行為も、一切行わない。ただ、来る日も来る日も、「自分」を癒した。

 すると、収容者に変化があらわれ始めたのだ。

 2、3ヶ月後には、手足を縛られていた人たちが、自由に歩くことを許可されるようになり、多量の投薬が必要だった人たちは、それが不要になった。

 博士がやったことは、来る日も来る日も、収容者のカルテを見ながら、
 「彼らの病気をつくったのは、自分の中の何が原因なのだろう?」と、
 ひたすらその「原因」を癒し続けたこと。

 話もしない、手も触れない、たった一度の診察すらせずに。

 自分自身の中にある「原因」を癒し続けたその結果、退院の見込みのなかった人たちが次々に退院していった。

 そればかりではない。欠勤ばかりだった病棟のスタッフが仕事を楽しむようになり、誰一人休まなくなったのだ。

 収容者はどんどん減る一方、スタッフは皆勤。とうとうスタッフが余るようになりー

 博士が勤務して4年の後、すべての収容者が退院。病棟は閉鎖された。


 「いったい、どうやって?」

 この話を取材した記者も、わたしの最も聴きたいことを、博士に尋ねてくれていた。

 博士の答えは、こうだった。

 「私はただ『ごめんなさい(I’m sorry)』と『愛しています(I love you)』を、何度も何度も言い続けていただけです」

 「それだけ?」

 「それだけです」

 誰が聞いても、「博士が特別な人だ」と思うのではないか。

 しかし、そうではなかった。

 読み進めるうち、それは「誰にでも」できることだと書かれているのに気がついた。

 「誰にでも」?

 そう。誰にでも。”


【あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ/ Banksia Books】から抜粋




どんな自分も受け入れ抱きしめて、愛していく「自己受容」は 
潜在意識をクリーニングする
ホ・オポノポノと同じように感じています

わたしはわたしのままでいい

そのままの自分を全て受け入れていく

受け入れられない、と感じている自分すら
全て受け入れていい◯

完璧じゃなくていい

魂が癒され、その本当の意味が分かると
相手をどうにかしようとかしなくても、誰かをどうにかしようとしなくても
周波数として伝わって、周りも自然に癒されていく

見えない世界でも何かが変わる


誰の中にも神様がいて、誰もがみんな魔法使いなのだ


感じたことをそのまま綴ってゆきます。 面白いなぁと感じたらスキしていただけると、とってもうれしいです。