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恕すこと


彼と連絡を取りはじめ、会うなどして
以前よりかなり心を許してくれるようになってきているように思います。
(あまり本心を言わない人だけど)

純粋で傷つきやすく、傷だけらけのハリネズミのようなツインレイの男性…

彼らはとても難しい生き物で、一度岩戸に篭ってしまうと、
なかなか出てきてくれず、こちらは途方に暮れてしまい、待つだけの身となります…


立春の少し前に、晴天の霹靂のような出来事がきっかけで
彼から信じられないような言葉を投げられて、
私は頭から冷水をぶっかけられたような気持ちになりました。

「あぁ、もうだめだ」

悲しい、という気持ちはなく、ただただ冷静に事を眺めていました。
そして、私たちはそのまま喧嘩別れのような形となりました。

あっけない別れだったし、今思い返しても最悪の別れでした。
到底許しがたかったし、彼に対しても失望しました。
彼も自分の大人気ない態度に、バツが悪かったろうと思います。
詫びのLINEすら来ませんでした。

本当の関係性だったらここから戻るのだろうか。
でも、もう彼は私のことを好きじゃないんだろう。
自分も本当に彼のことを好きなのかどうか、別れてすぐの頃はよく分からなくなっていました。


一ヶ月ほど経った頃

もう少し冷静に頭が回るようになってきて

本当はあんなことを言いたかった訳ではないはず
きっと自分を責めているのではないか


そう思って、彼に「自分を責めないで」「ありがとう」と言う旨のメールを送ったら

「何一ついいところが無くてごめん」という返事が返ってきました。


自分のかっこ悪い姿を見せて消えてしまいたいと思っていただろう。
あんなことを言う人じゃないはずなのに。
きっと自分を責めて後悔していただろう。
自分に嫌気が差しただろう。

過去二度は彼から復縁の連絡が来ましたが、今回はきっと向こうからは、連絡をよこさないだろう。そういう人だから。

ものすごく悩んで、結局自分はどうしたいのか、自分の心を探りました。

彼と一緒にいるのは、時に大変だ。

でも、やっぱり、頭で考えるのではなく
自分が心で感じる「理屈ではなく深く愛している」「彼らの人生をまだ諦めたくない」という気持ちに白旗を上げて従うことにしました。


そして彼を恕すことにしました。

自分も決して正しい人間ではない。
そうは思っていたけれど、自分も周りに赦されていると改めて知ったから。
だから自分も誰かを赦せる自分でありたいとも思いました。

徹底的に落ちた時こそ、人は変わるから。
自分が赦されたら、彼が変わるきっかけになるかもしれない。
そして人を赦せるようになるかもしれない。
彼の周りの人も変わるかもしれない。

「どんなことがあっても、あなたの味方だよ」

という姿勢を貫いたら、愛を注ぎ続けたら、
彼が本当の愛を知ったら、きっと、変わるんじゃないかな。

自分はなぜこんなことをやっているんだろう…とも思うし、
周りからやめときなよ、と言われたとしても

大切なんですよね。理屈じゃないんですよね。

彼にはとにかく癒しが必要だから
気長にゆっくり、待とうと思っています☺️



“「赦す」は、罪や過ちを赦す。 「許す」は、何かをすることを認める、許可する。 そして「恕す(ゆるす)」は、思いやりの心で罪の過ちをゆるし、相手の思いを図ること。 言い換えれば、全てのことを受け容れて、進歩させ、向上するために努力することです。”


(もちろん、何やっても許す訳ではないですが
彼が自分を責めているなら、許そうと思いました)

感じたことをそのまま綴ってゆきます。 面白いなぁと感じたらスキしていただけると、とってもうれしいです。