新米施設長の保育日誌②2歳児
今日もお疲れ様でした!
急に朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。昨日はうっかり長袖を着て行ったけど、保育園の中は暑くてすぐに半袖に着替えたはなうたです。
今日の担当は2歳児クラス。(私が勤める園は担任制がなく、毎日ローテーションでクラスに入ります)相方は元気いっぱい盛り上げ上手な先生♬
朝、何やら子どもたちを集めて制作をしています。カメラを持って近づく私。透明な傘を入れるビニール袋でロケットを作っていました!「すみません、いつも思いつきで始めちゃって」と言う先生。「いいよいいよ!私も面白いこと思いついたら始めちゃうもん😄」と私。
保育計画はあるけど、その時の子どもたちの雰囲気、興味をもっていること、先生たちの思いつきで保育が生まれてもいいと思っています。だってその方が面白い!子どもも大人もね。
「私ピンク〜!」「僕、きいろ!」と好きな色を伝えてビニールテープを貼っていく子どもたち。あっという間に完成。テーブルから離れて飛ばす練習をします。「こうやって、えいって飛ばすんだよ〜」と手本を見せる先生。子どもたちは上手に真似をして飛ばしていました。「これを公園に持って行って遊ぼっか!」「やった〜!!」元気な声が響きます。
朝のおやつを食べてお散歩の準備。靴下を履く時に「できない〜😭」とパニックのように泣いてしまう男の子。夏前から毎日泣いて訴えていました。その度に「出来ない時はね、手伝ってって言うといいよ。」と、繰り返し繰り返し想いを言葉にする方法を伝えてきました。
数ヶ月は泣きじゃくっていたのですが、最近は私が隣に座り、じっと見つめ「どうしたの?」とそっと尋ねると、泣くのをやめて「・・手伝って」と気持ちを言葉で伝えられるようになりました。繰り返し伝えるって根気がいること。でも時間がかかっても子どもが前に進めた時ってとびきり嬉しいですよね。
さて、公園へ出発!公園は思った以上に草が伸び放題。虫に刺されたり、子どもの姿が見えなくなってしまう不安はありつつも、広い草原に来たみたいでちょっとわくわく。
子どもたちに「遠くへ行っちゃうとみんなの顔が見えなくて心配しちゃうから先生が見える所で遊んでね。」とお約束をして遊び始めました。すると一人の女の子が一目散に遠くへ駆けていきます。私が言葉を掛けようとした瞬間、私の後ろからもう一人の女の子が「〇〇ちゃん呼んでくる!」と追いかけてくれたのです。そして「◯◯ちゃん、そっちじゃないよ。迷子になっちゃうから行こう!」と近くへ行って伝えてくれたのです。すると、「うん、わかった!」と応え、二人で戻って来たのです。
子どもたちだけで解決することがこうやって増えていくんだなあと心がほっこり&成長を感じた瞬間でした。
公園ではビニールロケットを飛ばしたり、子ども同士で手を繋いで公園中を探検したり、どんぐりや赤い木の実を見付けたりと好きなことを好きなだけ楽しんでいました♬
子どもも大人ものびのび笑顔で過ごせる場所を作りたい。そんな想いで施設長をしています。毎日ほんわか楽しいことだらけ・・・とはいかないけれど、みんなの笑顔が沢山見られると、疲れが吹っ飛んじゃうんですよね。
そんな楽しかった思い出を、お迎えの時に保護者の方と共有する時間も大好きです。
来週も事務仕事はほどほどに、目の前の子どもたちに全力を注いで一緒に楽しみたいな⭐
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