見出し画像

牛肉のミニパイ包み

簡単フレンチです。参考にしたレシピはレイチェル・クーさんです。BBCで大人気となって、NHKでも放送された「パリの小さなキッチン」の最終回で紹介されたレシピを参考にしました。同題でレシピ本も販売されています。他のレシピもとてもユニークでチャレンジしたくなるものが多いので、ぜひ手にとって頂けるといいと思います。原題は「The Little Paris Kitchen: Classic French Recipes with a Fresh and Fun Approach」とあって、要はイギリス人のレイチェルさんが、パリの自宅の(狭い)キッチンで家庭フレンチをアレンジするものです。それを日本で手に入る食材でさらにアレンジしています。

[1]冷蔵庫確認・買い物
・ステーキ用牛肉(150-200gを3枚、出来るだけ脂身の入っていない赤身)、タマネギ 2個(赤タマネギがあればなおよい、新タマネギじゃない方が良い)、冷凍パイシート、ディジョンマスタード(阪急オアシス)、バター、砂糖、塩、こしょう、洋酒(ワインよりはウイスキー)、卵

[2]事前にやっておくこと
タマネギの薄切り、ステーキ肉に塩こしょうひとつまみ、冷凍パイシートの解凍(料理始める時点で冷凍庫から出せば充分)、フードプロセッサの部品。

[3] ステーキ肉を焼く
フッ素樹脂加工のフライパンを強火で熱する。油は引かない。お肉を両面焼いてうまみを閉じ込める。レシピには片面30秒ずつ、とあったけどもうちょっとやった方がいい。

[4] タマネギペーストを作る
(1) 同じフライパンに、タマネギの薄切りを入れる。バター30g、砂糖・塩をひとつまみ入れて、カラメル化してネチョネチョになるくらいまで、20分くらいじっくり炒める。
(2) ネチョネチョになったら、洋酒を加えて、アルコールを飛ばすようにして、時々混ぜながらまた10分くらい炒めて水分を飛ばす。
(3)これをフードプロセッサーでペースト状にする。ハーブとかスパイスとかあればここで入れてもいい(ギリシャのスパイスを入れたらさわやかになった)。ペーストは冷やした方が水分が出にくいので、パイで包みやすいけど、水分がしっかり飛んでいたら、気にしなくていい。

[4] パイ包み
(1) このタイミングでオーブンの余熱(200℃)を開始する。
(2) パイ生地をお肉サイズより大きめになるよう延ばす。天板にクッキングシートを敷いて、パイ生地を3枚セット。
(3) お肉の両面にマスタードを塗ってパイ生地にセット。ディジョンマスタードは辛くないのでたっぷり。

(4) お肉の上に大さじ山盛りのタマネギペーストを載せる。
(5) パイ生地のふちに卵液を塗り、もう1枚のパイ生地を上からかぶせる。
(6) 包みの真ん中に十字の切れ目を入れる(蒸気の逃げ口)。これがきちんと空いていないと、水分が下に出てしまう。

(7)生地全体にブラシで卵液を塗る。
(8)オーブンで15分焼く。


次のレシピのモチベーションになります。ありがとうございます。