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【詩】ドア

約束の時間には
手持無沙汰になる
もう待つ人もなく
急ぐこともない
 
その自由が時間を持て余し
無意味な期待が
ドアを見る
 
寂しさと贖罪と
どちらの涙か分からないものが
流れる感覚も
もうあと少し
 
いずれ
薄れる時がくるまで



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