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【詩】木漏れ日


揺れる枝葉の隙間から
眩しくなった覗く陽に
手をかざしながら
甘えてみる
 
降り注ぐ温もりが
溜息までも包み込み
春の鼓動が心を誘う
 
まだ時間は大丈夫
もう少し戯れて
暖かさを優しさに
優しさを少しの強さに
 
せめて今日一日分
私が私らしくいられるように







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