意見を通したいなら、まずは「知る」ことから始める

あの人の意見なら聞いてもらえるのに、私の意見はきいてもらえない。

そんな声を聞いたことはありませんか?

おはようございます。「あの人」側になることが多いくらげです。

会社で自由に動きたい。
自分の意見を通したい。

そう思うなら、会社内のことをよく知っておく必要があります。

いわゆる「社内政治」と言うやつです。くだらないと思う方もいるでしょう。

でも、社内政治にドップリ関わる必要はありませんが「知っておく」ことは、必ず役に立つ時がきます。

●何を誰にどのタイミングで

何か意見を通したいときは、まず「誰に、いつ、どのタイミングで、どのようにして」話すかを考えます。

この時、社内の情勢が分かっていれば、すぐに動けます。

これならこの人。こっちの案件はあの人。念のために、この人にも根回ししておこう。これは私が動くより、この人に動いてもらった方がいいな。

こんな風に、自分の中で組み立てる際の判断材料になります。

●何でも同じ人に話すのはやめた方がいい 

いくら信頼している上司がいたとしても、全てをその人に話すのはおすすめしません。

その上司の先にどのような人がいるか、その情報がどのように枝分かれし、最終的に誰に伝わるかを考えた上で、話す内容の取捨選択をする必要があります。

こうして情報のコントロールをしておかないと、思いもよらないトラブルが起こる事も。

実際に、この選択をミスって上司にも部下にも不信感を持たれた同僚がいました。

本人に聞いてみると、やはり伝えた後の情報の流れが把握できていませんでした。

●八方美人になる必要はない

上に取り入ろうとすれば、下から嫌われる。取り入ろうとしているのがミエミエなら、上からも疎まれる。

下に寄りすぎると、上からの圧力と下からの押上の板挟みになる。

上にも下にもいい顔をする必要はない。八方美人はミエミエだと不信感にしかならないし、自分が損するだけ。

●損得勘定も不要

あの上司の仕事を優先すれば得。こんな考え方も不信感を持たれる要因の1つです。

私は基本的に誰からの仕事も受けます。断りません。文句はいいますが「何でも屋」です。

受け過ぎてちょっと大変になってきているので、時には断ることも必要なのかもしれませんが…。

「何でも屋」をやっていると、縦も横もつながりが増え、濃くなっていくので、情報通になってくるんです。

例えば、何かトラブルを抱えている部署があった場合。

ここで起こっているトラブルは、一方はこう考えていて、もう一方はこう考えている。

ここにすれ違いがあるから、こうなったのか…と全体が見えるようになります。

この「全体が見える」と言うのが大事。

全体が見えていると、上からも下からも情報が入るようになります。時にはまだ公表される前の情報ですら入ってくる。

こうして社内のことを知っておくと自分の意見を通しやすくなるし、自由に動けるようになります。

また、社内で自分の居場所が確立され、大きな仕事を任せてもらえるようにもなります。

あの人の意見なら聞いてもらえるのに、私の意見はきいてもらえない。

「あの人」側になるには、そうなるための視点、考え方、動き方が大切なんです。

彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず敵情を正しく把握しろ

戦いに勝つためには、敵情を知れ。
でも、敵情だけではなく「己」自分自身や味方をよく認識することも大切。

本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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