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6/12 政治思想史

◎ 政治権力の正当性はどこにあるのか?
・神?選挙?

キリスト教共同体

・皇帝 vs 教皇 の緊張関係がある
皇帝と教皇の権力はどちらも神から権力の正当性が与えられていた

コンスタンティニスの寄進状

・神→教皇→皇帝 の順に権力が降りてくることを確定した

皇帝レオ3世によるカール大帝へのローマ皇帝戴冠(800年)
・キリスト教共同体として「ヨーロッパ世界」がつくり上げられていった
 ・政治によってヨーロッパはつくられていない

封建制

・封建制により、家臣が土地を相続するようになり、家臣の権力が高まった(つまり相対的に皇帝の権力は衰退した)

ゲルマン法とローマ法のちがい

ゲルマン法=立法者がいない=慣習によるもの
ローマ法=立法者がいる

12世紀ルネサンス

◎ 新しい学問の流入
・信仰(神学)一辺倒だったのに、理性(自然科学)が入ってきた
・大学がつくられた
・一部の知識人のみ受容されていた
◎ 都市空間の発達
◎ ローマ法の再発見

シャルトル学派
社会に対する多元的な見方を提供(=立体的に見る)
・自然科学を神学の根拠にした
・教養主義の確立

ソールズベリのジョンの思想

・キリスト教の中に人格の陶冶を目指す考え方を説いた
・腐敗を警戒

国家と身体のアナロジー

身体という有機的なつながりで、国家を説明した
=キケロに代表される共和主義の考え方と同じ
・それぞれの立場の人びとがそれぞれの役割を全うする
・とりわけ君主が徳を持って政治をしていく

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