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7/6 政治思想史

ルネサンス
・一部の知識人のみ広がった
・言葉に注目して聖書研究された

宗教改革
・民衆にも広がった
・聖書を読む際に教会から翻訳されるのではなく、直接聖書の内容を知れるようになった

エラスムス

・北方ルネサンスの代表
・人間の完成や徳の涵養を重視
・ギリシア語から聖書を読み直した
→教会の聖書解釈には問題があることを指摘
→教会の権威が崩れ始めた
・寛容論をとる
・宗教改革には中立的であり、あくまでも教会 の分裂を回避しようとした

ルター

・人間の理性よりも神の絶対性が重視
・人間は何もできないから神を信仰するしかない、その場合において人間は自由
→エラスムスと「自由意志」をめぐって対立

キリスト者(霊的存在)として自由であること(信仰自由)と、現在の社会において自由であること(社会的、政治的自由)は別物である
目に見えない教会を重視

カルヴァン

・ジュネーブを拠点とした
・ルターと同じように、人間は徹底して邪悪的存在
・人間は神があらかじめ定めた意志に応じた生活を送る義務があるとする
・ルターと違って、目に見える教会(=教育機関、真の教会)が必要
・ルターと違って、、教会が国家に対して優位

自ら(カルヴァン プロテスタント)と異なる信仰を有する政治権力者(ローマ、カトリック)の迫害行為に対して、迫害を受けた側は抵抗を許されるかという問題があった
→価値と価値とのぶつかり合いが起こる
・真の宗教はどれだ?争いによる国家への抵抗の理論は3つある
①法による支配
②暴君殺害論
③真の宗教だ!と言い張る
・この対立に対してカルヴァンは明確な答えを出していない
・国家を超えた形で行われていった

主権の始まりにつながっていく
・強固な境界線(主権)を貼ることによって、「お前ら真の宗教とか言って侵入してくるな!」とした

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