小説版MILGRAMを読んだ
MILGRAMは音楽とボイスドラマ、そして裁判員制度を合わせた新感覚エンターテインメント。その小説版を読んだ。
具体的なあらすじとしては、10人の「ヒトゴロシ」が集められたミルグラムという牢獄で、看守エスを通して視聴者が裁判員制度のように「赦す」「赦さない」を投票して話が進んでいく。囚人の罪は基本的には記憶や心から抽出される音楽とそのMVで知ることができる。三審制で一回で罪が決まるものではない。
小説版は現在展開されている音楽中心ではなく、また違うシステムを使った牢獄になっている。看守も1人で投票は行われず、メンバーも違うキャラが出てくる。
ネタバレ無しで言うのなら、小説を読み進めるごとにどんな人物がどんな過去を抱えているかを暴かれ、少しずつ看守エスの正体に近づいていく、という謎解き感があって面白かった。
まだ途中ではあるが、漫画版も出ている。興味がある人は読んでみて欲しい。
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