花里　ちる

毛の生えた生き物が好き、食べ物が好き、小説が好き、映画が好き、マンガが好き。 地方都…

花里　ちる

毛の生えた生き物が好き、食べ物が好き、小説が好き、映画が好き、マンガが好き。 地方都市で事務員をしながら趣味で小説を書いてます。

名前の由来は嘘だったらしい

　小学校の時、授業参観の日に皆がそれぞれ自分の名前の由来を発表しました。 　私は、「いい日が来ますように（意訳）という気持ちを込めて名付けてもらいました」と話しました。事前に父にそう聞いていました。 　ですが、最近、その由来は嘘だったのだと聞かされました。 　父と名前の由来について話をした時、「いい日が来ますように」と言ってたよね、と言うと、そんなこと言ったっけ？と父は首を傾げました。そして、母にその話をすると、実はあれは嘘だったんだよ、と言われました。 　本当は、当

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    • １７年の”そっかぁ”　（小説/はじめてのインターネット）

      　お父さんが浮気してて、とうとう離婚するんだって。 　中学生の頃、初めて買って貰ったパソコンで、私は某チャットサービスにハマっていた。そのサービスで知り合った友達と、夜ごとカタカタとおしゃべりを繰り返した。 　いつもと同じように先生の愚痴や好きなマンガについて話をしていた時、私はぽんとそんな言葉を投げ込んだ。軽い調子で言った、つもりだった。もやもやした気持ちを吐き出したかったけれど、深刻な空気にもしたくなかった。なのにパソコンの画面上に浮かび上がった文字は、やけに深刻に見

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      • あの時はチャリ１０分で行けた

        　大学院の時、自宅から銀閣寺まではチャリで１０分の距離でした。通っていた学校からなら多分５分。しかし、私はこの人生で一度も銀閣寺に行ったことがありません。 　寺社仏閣が好きだったので、京都に住んでいた時には、色んなお寺や神社を巡りました。仁和寺、晴明神社、鈴虫寺、東寺、三十三間堂etc･･････。バスを何本も乗り換えて行ったこともありました。 　だというのに、チャリで１０分（徒歩でもせいぜい２０分）の銀閣寺に行ったことがないのです。いつでも行けると思っていたから。 　

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        • 空想のレビューサイトで★１を付けまくる

          　初めまして、花里ちると申します。 　毎日何かを書き残していきたいなぁと思い、今日はここ数年行っている、お店で店員さんの接客態度等にイライラした時の対処法を残していきます。 　私の対処法は、脳内のレビューサイトに、毒のあるレビューを書き散らし、☆マーク欄に、★１を付けることです。この時、本当にレビューサイトに書いている気持ちで書くことが大事です。実際のレビューサイトを想像してもいいですし、空想のレビューサイトを作ってもいいです。私は飲食店、病院、書店等、ぜーんぶ載ってる私

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        マガジン

        • 図書館、端から読も
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