織り終えた反物紹介【2024.10.23】
9月17日(火)から織り始めた反物を、今週の10月23日(水)に無事織り終えました!
途中で作業所を休み、本音を言えば「もう通うのムリ…」っていうか「生きるのがムリ…」と心が荒れに荒れていた1ヶ月ちょっと。今月中に織り終えるのは難しいと考えていただけに、放棄せず最後までやり通せたことにすごくホッとしています。
しんどかったぁ。。。このしんどさを、ようやく今日辺りから抜け出せたんです。(まだフラフラしてるかもしれない)嵐の中、体力が残っていないのにふんばっているようなしんどさだった…。
※決して「織り」がしんどかったわけではないのであしからず。
本題に戻り、織り終えた長さ4m75cm✕幅27cmの反物がコチラです!
「しんどい」を連呼していたのが嘘みたいに聞こえるカラフルさ。笑
こんなに明るく可愛らしい反物を織ったのは、はじめての体験でした。
6色のたて糸を選び「整経」という、長さや本数を整える作業をしたのは、わたしではなく8月に退職された支援員さんです。誰でも織りたいひとが織れるようにと残していってくださったものを早々にわたしがかっさらっておきながら、「好みの色合いじゃないぞ…」と最初は困惑していました。
しかしながら、織り機にたて糸をセッティングする際の「巻き」という作業をしている最中、ピンと張った6色のたて糸を見て「美しい!」と感じ一気にテンションが上がったのです。
普段自分では選びそうにない色で織りをするのは、普段読まないジャンルの本に手を出したら想像以上に面白かった!ときの感動に似ていました。
ひとつの反物に4パターンの柄を取り入れてみましたよ。
ピンクを全面に出すのは、なかなかの勇気が要りました。「ピンク=女の子の色」だった幼い頃、これも呪縛になっていますが「自分にはピンク(可愛らしい色)が似合わない」にとらわれあえてブルーを選んでいた時期があったんです。本当はピンクを選びたいけど、「このわたしがピンクなんて…」と気持ちを抑えていたのは、作業所に正式入所する前に実習として通っていた際にもあったのを覚えています。で、カウンセラーさんに打ち明けたんだった。
あれから3年以上経ち、織り上げた反物のメルヘン度。自分が織ったものではないみたいに感じます。
春に似合いそうな色合い。商品になってくれたら嬉しいな♡
✽✽✽✽✽
ちなみに、、、
11月14日(木)〜17日(日)まで吉祥寺の「錆猫ギャラリー」で開催される「おだまき さき織り展」では、以前紹介したコチラ↓
の反物の、グレー1色で織った部分がバッグになって販売される予定です。
また、一昨日には「椿」をイメージして織ったコチラ↓
が外側にペットボトルなどが入るポケットがついた大きなサイズのバッグに仕上げられているのを発見し、めちゃくちゃ感激しました☆
やはり自分が織ったものが商品に採用されるのは嬉しいです。どんな方が購入してくださるのか、手に取り迷ってくださるのか。そこまでいつかは見届けてみたいです。
【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23【ODAMKI(就労継続支援B型事業所)HP】https://www.odamaki-sakiori.com/
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