2.店をやろうと思った始まりはとりあえずやってみる性格から
こんにちわ。
都内で2011年から小さな雑貨カフェをしております、saki&pekoと申します。店を始めたきっかけやその後の怒涛の話しなど、いろいろ書いております。
自己紹介を兼ねて簡単に書けば、自由奔放な大人たちに囲まれて育ったもんだから、小学校で若干挫折。
空想妄想の世界に入り込み、通知表にはいつも「何を考えているかわからない。話を聞いていない」などと書かれ、些細な行動なはずが、いつも大問題になってしまい、「もう表現することも自分らしくいることもいけないことなんだ」と悟ったのは中学生。完全に自分を隠してしまいました。
会社が楽しかったと書きましたが、なぜかといえば会社の人たちが、みな穏やかで素敵な人たちだったからです。
会社に友達はいらない。
会社だけでなく、わたしは閉ざしてからずっと思っていました。
お金をもらう場所として入っただけ。
そうとしか思わなかったのに、それまでと違う。
わたしの個性を面白いと言ってくれる、あたしの特徴や特技を生かした仕事をさせてくれる、からだったんです。
もちろん嫌な仕事もあるし、苦手な仕事もある。ミスだってあったなー!迷惑もかけたなあー。
けど、大体は好きでした。
甘いといったら甘い会社だったのかもしれません。
けれど、そこでたくさんの技術や知識を学びました。老若男女の人に対することや、一般常識、上下関係、本当にたくさんのことを教えてもらいました。
だから、わたしはサラリーマンになることは必要だと思うのです。
会社や取引先にも、カチンとくる人も理不尽もたくさんある。ときにはガマンもしなくてはいけないし、時間の自由もない。クレームも嫌なこともたくさんある。
だけど、
ひとりじゃできない大きな仕事を成し遂げたあとの仲間としての最高の達成感とか。人に助けられたり、助けたり、何より当たり前だけど人として社会人としての成長がありますよね。
いやこれね、会社員でなくなって、異業種でやってみて、すごーくわかるんです。
ひとつひとつはほんとに少しのコトなんですが。
チョットしたことで時々感じるんです、その部分を。 今更ながら、会社では必要なことをたくさん学ばせてもらってきたんだなと実感します。
だからやはり、わたしは会社員を経験しておいたほうがいいなと思います。
会社員ていうか、なんでも経験。
わたしも、経験したからこその、いろんな部分が今いろんなとこでいきてきていると感じています。すべてが役にたってる。
「ここで学ぶべきことはもうない」
と、勝手に思い、長年働いたサラリーウーマンをいきなりやめたわけですが、その前に。
浮かんだのは、「次は好きなことをする!自由にやっていい!これからは自由な人生にするんだ!」でした。
じゃあ、自分が自由にやりたいことはなんだろう?そこで昔の夢を思い出してみた。
マンガ家=いたずら書きが好き研究探索発掘人=実験好き、冒険好き、恐竜の骨を探すの好き鮨屋の嫁=毎日鮨を食べられる(と思っていた)小説家=妄想空想の世界に生きていたラジオパーソナリティー=いろんなことを勝手に話していたいカフェ雑貨屋オーナー=好きなインテリアの自分だけの空間で妄想に浸りたいお菓子さん=お菓子が好きなどなど。
女の子の小さい頃の夢はみな同じようなものですよね。え、ちがう?そんな中で一番てなんだ?
チョット横道それますが、小さい頃は、よく家で実験してました。興味のあるものは作りたくなる。
小さな頃、虹色消しゴムがどうしても作りたい!といきなり思う。すると衝動は止まらない。いろんな色の消しゴムをひたすら消して消しゴムのカスをためる。ボールに、消しゴムのカスと水を入れ、混ぜる、、、。当たり前ですが、水と消しゴムカスが混ざるはずもなく、水の中でいろんな色の消しゴムカスがクルクル浮かんで回転しておりました。
母は、何も言わずそれを遠くから見守ってくれていました。いや、放置かも。
しかしながら、探究や研究や人生の山を登りたくなる、今の自分がいるのは、小さい頃からのこんなわたしを、叱りもせず止めもせずあたたかく見守ってくれていた、母らの周りの大人たちのおかげです。
些細な疑問を実験したり、アリをひたすら追いかけたり、いろいろな行動を、もし叱られたり止められたり、おかしなことしていると言われていたら、今のわたしはいません。
そう思うと、やはり7歳くらいまでに人格や性格が、できるのではないだろうか、その時期が一番大切なのではないだろうかと思うのです。
ではまたね。
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