ほどよく苦いゴーヤチャンプルー
ゴーヤは苦い。
苦すぎるあまり、タキイ種苗が発表した2020年度「こどもが嫌いな野菜ランキング」において堂々の第一位を獲得しています。
その投票率(複数回答)は35.5%と3人に1人以上が「嫌い」と行く結果に。
しかし、この調査の対象となったのは0~12才。
この中には、そもそもゴーヤを食べたことがないという子もいたでしょう。
そう考えると、ゴーヤを食べたことがあるこども限定で調査したら「嫌い」なこどもの割合はもっと多くなっているのでは?と思います。
ちなみに、大人を対象にした同調査では、ゴーヤはセロリ(26.3%)に次ぐ第2位(22.3%)でした。
独特の臭みから苦手な人が多いセロリには惜しくも敵いません(?)でしたが、やはり大人になってもゴーヤが嫌いな人は多いですね。
そんな嫌われがちな野菜・ゴーヤ。
そのゴーヤを使った料理と言えばゴーヤチャンプルーが有名です。
今回は、先日わたし花緒が作ったゴーヤチャンプルーのレシピを紹介していこうと思います。
特に目新しい作り方ではありませんが、ほどよい苦味で家族みんなが食べやすいようにしました。
ゴーヤの苦味を抑えるコツもご紹介します。
家にゴーヤがあり、食べ方に困っている方の参考になれば嬉しいです。
まずは、材料です。
材料<5人前>
豚肉・切り落とし 300g
木綿豆腐 1丁・400g
卵 3個
ゴーヤ 1本・200gほど
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1個
かつお節 お好みの量
塩 小さじ1/2ほど
では、つづいて作り方です。
工程1 下ごしらえ
・ゴーヤ
5mm幅の薄切りにし、ボウルに入れ塩・砂糖小さじ1ずつを振って混ぜる。
→これは苦味を取るために行います。
そのため、苦くてもOKな方は切るだけで大丈夫です。
10分ほどおいたら水で洗い、軽く絞る。
・にんじん
5mm幅の細切りにする。
・玉ねぎ
薄切りにする。
・木綿豆腐
水切りをする。
→炒めるので、水切りはしっかり!
ペーパータオルでくるみ、重しをのせざるで水切りするのがおすすめです。
時間は30分~。
・豚肉
食べやすい大きさに切る。
・卵
割りほぐす。
工程2 炒める
炒める順番は「豆腐(一旦取り出す)」→「肉・野菜」です。
まず、豆腐を手で大きく割り、油を熱したフライパンで焼く。
→油はサラダ油・ごま油好きな方でOK!
こんがり焼き色が付いたら一旦取り出す。
次に、肉を炒める。
色が変わったら、にんじんと玉ねぎを加え、しんなりしたらゴーヤも入れる。
ゴーヤもしんなりしてきたら、豆腐を戻し入れ混ぜながら炒める。塩を振り、最後に卵を回し入れ、ある程度火が通ったらかつお節をかけて完成!
☆実は、かつお節にはゴーヤの苦味を抑える効果があるらしいのです。
そのため、ゴーヤの苦味が得意じゃない方は、かつお節をたっぷり入れリッチ気分を味わうのもいいでしょう。
余談ですが、これがわたしにとって今年初ゴーヤでした。
ゴーヤを一口食べた瞬間、苦味がガツンときて少し面食らいました・・・。
けれども、他の具材といっしょに食べれば苦味はほとんど感じず、美味しく食べられました。
夏バテ防止におすすめなゴーヤと、栄養抜群の通年野菜であるにんじんと玉ねぎ。
さらに、豚肉・豆腐・卵・かつお節と、一皿でたんぱく質がたっぷり摂れるのも魅力です。
ぜひ、これからも続くであろう厳しい暑さに勝つため、ゴーヤチャンプルーを作ってみてくださいね。
花緒でした。
また、わたしのブログでゴーヤの苦味を抑える方法をまとめた記事を書きました。興味がある方は、こちらもぜひ!
今回は苦味を抑える方法として「塩もみ」を行いましたが、苦味を抑える方法は他にもあります。
料理によって使い分けるのがポイントです!
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