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「急ぎ=重要」のまやかしにハマらないために

みなさんこんにちは、華緒です。
水曜日の春菜さんからのバトンタッチで今週は私のターンです。今週もよろしくお願いします!

さて、先日の優先順位についてお話ししたコラボ回。

この時にも少しお話しましたが、以前に面接を受けた会社で「仕事の進め方」についての筆記テストがありました。結構前なので、問題の詳細は覚えていないのですが、確かこんな内容だったと思います。

Q:一日のタスクがすでに詰まっている日に、あなたは上司から急ぎの仕事を依頼されました。あなたはまず何をしますか?

1.急ぎと言われた仕事に着手し、タスクリストには後で記入する
2.最初にタスクリストに記入する
3.タスクリストに書かれていたことを優先し、急ぎの仕事は後回しにする

みなさんは何を選びますか?

私、このとき1を選んだんですよー。でも違いますよね。今なら2が回答だったとわかります。この問題のイジワルなところは、「2.最初にタスクリストに記入する」の選択肢が「2.最初にタスクリストに記入し、優先順位を整理する」になっていないところなんです。まんまとハマりました。笑 

ではなぜ、そんなテストが入社試験で行われるのか? おそらく入社後にそれができていない人がたくさんいるからなんでしょうね。だから、大丈夫! みんなできていないからこそ、できるようになったら最強なんです。

優先順位ってなんだろう?

優先順位って、そもそもなんでしょう? 

イマイチ実態がわからないのですが、分解するとこれは重要度と緊急度から構成されています。そして、タスク管理はこの重要度と緊急度を整理することで、やるべきことが見えてくるのです。

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有名な「7つの習慣」では、最優先事項を「重要度:高×緊急度:」と位置付けています。でも、どうでしょうか? 私たちは「緊急度」を優先してタスクをこなしていませんか? 私もうっかりすると、この第2象限の大事さを忘れて、緊急度が高い「第1&第3象限」を優先してしまいがちです。

なぜならここには、緊急度が高い=重要に見える という「まやかし」があるからなんです。急ぎだと大事に見えてしまう。これは私たちの生活に潜むトリックなんですよね……。

「重要度:高×緊急度:」のタスクは未来への投資的な考え方で、春菜さんの仕事に例えると、おそらく「集中して書くべき原稿」の類にあたると思います。この仕事って次の仕事につながる、いわば春菜さんにとっての軸にあたる部分だと思うのです。

いかにここに時間を割くのか? 特に第4象限の部分にあたることはやらなくていい、また、第1象限と第3象限も場合によっては他の人に任せるなどの割り切りが必要になってきます。

まとめ:人生の時間は限られている

あたりまえのことですが、人生の時間は限られています。だからこそ重要なことにだけ時間を割きたいですよね。以下はまとめです。

突発事項が入ったら…

1.4象限に沿って一度優先順位を整理してみる
2.第2象限に時間を割きつつ、第1象限が入ったらそこをやる
3.できるだけ第3、4象限には時間を割かない

特に1に関しては、15分~30分取ってしまっても、大丈夫。これをやるかやらないかは、後の作業にじわじわと効いてくるのです。。

私もTo Doリストを改めてこの4象限で考えてみようと思っています。第2象限が最重要であることを自分の中に浸透させるためにも。そして人生の時間を無駄にしないために。


いかがでしたか? 全国的に雨の週末ですね。まずはご自身の安全を確保しつつ、素敵な週末をお過ごしください。

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