弱い人間でも楽しく生きる道が見つかる1年になればいいな
あけましておめでとうございます。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか。
年末の雰囲気は好きでした。
1年よく頑張ったね〜ゆっくりしよう〜っていう空気感が社会全体に漂っているし、特に今年はコロナ禍の影響もあって、忘年会や夫の家への帰省などの緊張するイベントはなく、のんびり過ごすことが出来ました。
ただ…年始となると、様相ががらりと(私の中では)変わります。
さあ1年頑張ろう!気合い入れてくぞ!みたいな雰囲気になるし、現に休みは3日まで。明日からはいつも通りの仕事が始まります。
怖い。私は生きていけるだろうか。
12月に新しい部署に異動し、これまでのルーティンワークではなく、あれこれ同僚や上司と相談しつつ複雑な案件をこなさなければいけないような仕事に変わってしまいました。
私はまだ異動したてなので、大きな仕事は今のところ割り振られていないけれど、来年度はこなさなければならない仕事をすでにいくつも予告されています。
去年その仕事を担当していた人は、終電間際まで残業していた時期もあったそうです。
残業が多いことももちろん怖いですが、決まりきった仕事をこなすのでなく、分からないことが次々降ってきて、その度に上司や同僚に相談しつつ、一生懸命仕事しても時には蹴られてやり直しになり、あれこれ自分で主体的に案件を動かすというのがどう考えても自分に向いていないので、怖いです。
本当にこの1年乗り切れるのだろうか…。
今の仕事は安定しているし、福利厚生もしっかりしているし、大変な部署に当たってしまったとはいえ、平均的に見れば恵まれた環境であることは間違いないので、できる限り続けたいと思っていたのに…。
目先のこの1年すら乗り切れる自信がなく、どうやったらここから逃れられるかと、そればかり考えてしまっています。
本当に追い詰められたら、診断書をもらって休職するというのも可能だけど、それは最後の手段ですよね。
安定した仕事を捨て、転職するのか。
でも、なかなか勇気が出ない。
こんな不安定なご時世に、安定した仕事にしがみつける間はしがみついた方がいいのではないのだろうか、と思ったり。
はたまた、もし将来的に子どもを授かりたいのであれば、福利厚生がしっかりした今の職場にいる間の方がいいということで、運良くこのタイミングで子どもを授かることが出来るのであれば、産休や育休に入るという手段もあるかもしれない。
そうなれば、うちの職場の通例を考えるに、復帰後は別の部署に異動できる可能性が高い。
でも、今の部署にいたくないからというような理由を子どもを産むきっかけにしていいのか…。
もともと、子どもを授かることに関しては、子どもを産む自信も育てる自信も一切なく、精神的にも身体的にも経済的にも不安ばかりで、かといって絶対に産まないという決心もつかず、うじうじ悩み続けています。
自分自身が社会で生きていくのに向いてないような人間で、生きる理由なんて何も分からないのに、こんな険しく厳しい社会に新たに命を誕生させていいものなのか…とか思ったりもします。
結局答えなんてそう出せないまま、新年の仕事を迎えることになります。
2日夜の逃げ恥スペシャルでは、選択的夫婦別姓の話題を推進の立場で取りあげてくれてすごく嬉しかったけど、ツイッターの心ない意見もたくさん目にして勝手に死ぬほど落ち込むし。
1年の始まりから、やっぱり生きるの苦手だな〜と思います。
そういえば実家では、新年にその年の抱負を発表するというのが恒例行事で、この年末年始にも両親から、今年の抱負は何〜?と話題を出されました。
考えていることはいろいろあったけれど、自分の中でどうにもまとまらず、結局、特にこれってことはないかな~と笑って誤魔化しました。
違うんだ。今の仕事も頑張れるところまで頑張りたいとか、転職するかもしれないときのために資格取得の勉強をしようかなとか、子どもを産むかどうかの方向性についてちゃんと考えようとか、健康体になるために運動しようとか。考えていることはあったんだけれど…。
何とか生き延びられるところまで生き延びたい、できれば穏やかに生きられる道が見つかりますように、というのが、強いて言うなら今年の抱負です。
2021年は、弱い人間にも、ちゃんと楽しく生きていける道ができますように。
全国の、私と同じようなメンタル弱い仲間に幸あれ。
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