転職成功の鍵はあなたの『面接力』にかかっている
看護師から一般企業へ転職するなら、絶対に欠かせないのが『面接力』です。
はっきり言って、看護師の就職面接とは比べものにならないくらい、一般企業の就職面接は厳しいものになります。
書類選考だけでなく、SPIや適性検査のペーパーテストがあり、それらが通過してようやく面接。しかもその面接も大手企業ほど回数が多いです。(超大手企業は5回も面接を行うところもあるそう)
面接という限られた時間の中で、いかに自分をアピールし、面接官にとって魅力的な人物に見せるか。これが『面接力』です。
看護師は面接力が低い
看護師の就職活動はとても簡単です。
なぜなら看護師業界では資格が最も重要だから。
書類応募すれば多くが面接に進み、その面接も1回のみ。1週間もすれば内定の可否がわかります。(応募先によっては、面接中に内定と伝えられるところもあるそうですよ)
面接自体も試されるような内容ではなく、どちらかというと配属希望先や給与面など、入社後のイメージを詰めていくタイプの面接が多いです。
こんな面接なのですから、面接力が鍛えられないのも当然のことです。
看護師が一般企業の面接を受ける前に知っておいてほしいこと
看護師から一般企業への転職を考えているなら、この3つは知っておいてください。
看護師の就職面接とは比べものにならない難易度
選考回数が多くそれぞれ見られるポイントが異なる
耐性のないSPIや適性検査
看護師の就職面接とは比べものにならない難易度
看護師の就職面接とは比べ物にならないくらい、一般企業の面接は難易度が高いです。
正直なところ、看護師の就職面接は、多少チグハグなことや意味の通らない話をしても、採点が甘いからか不採用とされることは稀です。変な人でも人員が足りないので多少は目を瞑るんですね。
しかし、一般企業は違います。
人員が足りない企業は甘めの面接のところもありますが、基本的に条件の良い企業は筋の通っていない変なことを言おうものなら、すぐに突っ込まれて減点です……。
筋の通らないところに突っ込まれると、慌ててしまいますよね。そして、さらにチグハグなことを話してしまい、あなたの魅力度はどんどん下がっていきます。
一般企業の面接は、いかに面接官が好印象だと思える回答をするか、そして面接官にとって納得感のある回答が言えるか。ここが肝になってきます。
つまり、看護師の面接とは全くの別物と言えるくらい、難易度が高いのです。
選考回数が多くそれぞれ見られるポイントが異なる
一般企業の就職面接は選考回数が多いです。
看護師の場合【小論文+面接(1回)】のところが多いですが、一般企業の場合【SPI+筆記試験+面接(3回)】のように何度も試されます。
選考回数を多くすることで、就職希望者を削っているんですね。ここも看護師の就職面接とは違うポイントです。
しかも、1回目の面接や2回目、3回目でそれぞれ面接官の見てるポイントが異なるため、それぞれに応じた対策が必要になってきます。
耐性のないSPIや適性検査
そして地味に難関なのが、このSPIや適性検査。医療業界出身からすると聞きなれない言葉ですよね。
SPIは簡単にいうと「性格検査」のことで、基礎知識(言語能力や計算能力など)と仕事の適性を見極める性格特性を見るためのテストです。
看護師の勉強づけで卒業した私は、基礎知識の部分、つまりは高校生までの知識のところをすっかり忘れており、かなり悲惨な結果に…。
性格テストも希望する職種や職業に合わせたものを選ぶ方が良いのでしょうが、素直に答えていた私は案の定落ちました……。
SPIはきちんと対策をしてから望まないと悲惨な結果になるので要注意です!
面接力は鍛えられる
面接力は面接対策をすることで鍛えられます。
看護師から一般企業OLに転職したいなら 、面接対策をしっかり行いましょう。
面接対策をするのであれば、実際に模擬面接などを行い面接の間隔を掴めるようにするのがオススメです。
身近な相手で面接相手にピッタリなのがこの2人。
一般企業で働く友人
一般企業で働く両親
どちらの相手でもそれぞれメリットがあります。では見ていきましょう。
一般企業で働く友人
面接相手としてぜひお願いしたいのが、一般企業で働く友人です。
一般企業で働く友人は、あなたが国家試験の勉強を必死にやっていたときに、一般企業で働くため就活をしていた世代です。
就活戦争で勝ち残った相手ですので、面接についてリアルな声を聴けますし、同世代ならではの『面接あるある』も聞いておいて損はありません。
中学や高校時代の同い年の友人の方が気兼ねなく話せると思うので、そういった相手に面接の練習相手になってもらってくださいね。
一般企業で働く両親
もしあなたのご両親が一般企業で働いているのであれば、ご両親に面接練習の相手になってもらうこともオススメ!
なぜなら一般企業の人事は、あなたのご両親に近い世代なので価値観や感覚が似ているから。
質問に対して、あなたの回答が適切でなかった際に、同じ部分に疑問を持つ可能性があります。
そのため、より実践に即した面接対策になって、経験を積めるでしょう。
ぜひご両親に相談してみてくださいね。
効率的に面接対策したいなら転職エージェントを利用しよう
効率的に面接対策したいなら、転職エージェントを利用するのもありです。
転職エージェントはたくさんの転職者の面接対策をしてきたこともあって、面接のイロハを教えてくれます。
さらに企業とのつながりもあるので、どんな人材を欲しているのかといった企業側の事情を知っていることも!
「ここの企業はよく◯◯について聞いてきますよ」といった普通では知り得ない情報が入ってくるので、狙っている企業があるなら、まず登録しておいて損はありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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