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食事バランスとカロリーが簡単に解るしくみ!

先日書いた栄養成分表示の見方について…詳しく知りたい!!という方のためにまず、バランスとカロリーをなにで見ているのかを書いてみたいと思います。

ダイエットを一度でも志したことがあるって方は数多くいらっしゃると思いますが、大抵はカロリー制限重視で行って…結局食べなきゃ痩せる…みたいな方程式が出来上がり…結果的に続いていない方が多く感じます。
そして、ダイエットってなんか辛い!!ってイメージ…ありますよね?!

そんな方も必見ですが、PFCバランスって言うのは、一日の総カロリーに対する、三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の割合なんですよねー。
これ、2015年の食事摂取基準発表から、アルコールも含め「エネルギー産生栄養素バランス」と呼ばれています。
でも今回は、わかりやすく馴染みのPFCで示していきます🤗

カロリーだけ抑えても、体を作るのに必要なバランスを欠いてしまうと結局長く続かないのです。
栄養が不足していると空腹感が満たされないってご存知でしょうか…やはりバランス絶対大事です。

さて、本題です!!
PFCバランスではこんな数値が示されています。
(%は、一日の総カロリーに対する割合を示したものです。)

P:タンパク質…13~20%
F :脂質…20~30%
C :炭水化物(糖質)…50~65%

それにプラスでアトウォーター係数も確認しましょう!
これは、それぞれの栄養素1gあたりの熱量を示した係数です。

p :タンパク質…4キロカロリー/g
F :脂質…9キロカロリー/g
C :炭水化物(糖質)…4キロカロリー/g


とても便利な数字なので是非覚えちゃいましょう!!
例えばこれを使うと…コーヒーにそえてあるシュガーが1包2gだったら、2g×4キロカロリー=8キロカロリーと言う計算になります。

お菓子作りのときにも役に立ちます!!

ちなみにこれは週末に焼いた台湾カステラ。


砂糖100g、油70gつかっていますので、単純にそれだけでも、
100g×4キロカロリー=400キロカロリー
70g×9キロカロリー=630キロカロリー
これだけで1000キロカロリーオーバー!!

ここに卵や小麦粉が入りますのでかなりの栄養価ですね。

1日200キロカロリーがおやつの目安カロリーなので大まかに何等分カットで食べようかと見当がついてきます。

いつも数字に縛られるのは嫌だけど、おやつを食べる事に罪悪感を感じる方であればこういう知識を使って安心しながら楽しむのも一つ!

ズボラでもできる管理栄養士の知恵!よかったら使ってくださいませ!


このように、カロリーはアトウォーター係数、バランスはPFCバランス(エネルギー産生栄養素バランス)をつかいます。
それによって前回お伝えした栄養表示を見る方法を実例を含め次回説明いたします!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またよろしくお願いいたします。

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