花屋が勧めるバラたち
バラは、古代から愛されてきた花の一つで、その美しい花びらと甘い香りが特徴です。世界中で栽培され、さまざまな種類が存在します。
その中でも花屋が勧めるバラをご紹介します。
バラは栽培品種と生産品種は異なります。
バラ園などで見られるバラは花も大きく芳香性のバラも多いです。
一方で花屋さんに置いてあるバラは香りがあるものは少なく茎は比較的真っ直ぐ作られています。
芳香性のバラは香りを出すのにエネルギーを使うので切り花にしてしまうと花持ちが悪くなります。
ひとくちにバラといっても個性があり色々な特徴があります。
なかなかお目にかかれないバラもありますのでご紹介します!
オフホワイトの柔らかいカップ咲のバラです
白って200色あんねん。
開くのは早いですがこのバラにしか出せない雰囲気があります。
ブライダルブーケで使われる事も多いです。
このバラはジャンヌダルクの「白い甲冑」かっちゅう
が由来です。
真ん中が少しピンクがかっていて可愛いです!
そんなに開くバラではないのですが持ちは良いです。
全ては愛の為に。
ヨンではなくフォーです
定番のピンクバラです。上品なピンクで大人っぽくもできるし華やかな雰囲気にも持っていけます。
これを選んどけば間違いないです。
ただ産地によって作りが全然違うので注意。
うちがいつも買っているのは神田バラ園さん。
ここの産地はどれも作りが丁寧で花も大きめです。
堀木園芸のみの出荷でしたが近年は他の産地でも栽培が始まりました。
独特な開き方のバラで不思議な魅力があります。
美しいバラですが開き気味で出荷される為少し傷が入りやすくなります。
白みを帯びたオフホワイト?何色といったら良いのか?
白って200色あんねん (何回言う?)
ウエストミンスターアビー(大寺院)という意味らしいです。
少し小さめのバラです。
可愛いピンク色ですが開いていくと少し紫色がかってきます。
開くほど大人っぽい印象になります。
イングリッシュローズの様な開き方をします。
市場に出てたら迷わず買います。
イギリスの有名なバラ園デイビッドオースチンが開発したバラです
スノードロップの様な少し甘い香りがあります。
ガーデンローズの様なロゼット状の開き方をします。
小輪のスプレーバラですがフリフリの淡いピンクでみんな大好きな色味です。
他の花と混ぜなくでもこの花を束ねるだけで絵になります。
通常赤バラといえば少し赤黒い色味なのですがこのバラは明るい真紅のバラです。
ルージュリアン(赤い絆)
赤バラの花で一番好きなのですが、近年作ってる方が減ってきてあまり見る事ができなくなってしまいました。
堀木園芸のバラは入手困難なバラです。
花屋さんに置いてある事はほとんどなくたまに青山フラワーマーケットでたまにフェアーが開催されています。
その時が手に入れるチャンスです!
堀木園芸さんのバラはシックな色合いやネーミング(曲名から取ることが多いです)で一部のマニア達に絶大な人気があります。
うちの花屋でも毎週入ってますがお店に並ぶ事はありません。 注文のみで消えます!
堀木園芸さんのバラのマニアさん達を「堀木女子」と呼びます! それだけ人気なのです
最後に紹介したいバラはローズファームケイジさんの
シャルロット ペリアン
ローズファームケイジが作られたバラで最高傑作と言われています。
建築家、インテリアデザイナーの
CHARLOTTE PERRIANDさんに捧げるばらとしてつ くりあげた新しい品種で、シャルロット・ペリアン・アーカイヴからも公認をいただているそうです。
私も一度だけ手に入れた事がありますがとても美しいバラでした。
花屋さんに置いてある事はまずないので上記のリンクから買う事ができます。
(生産量が少ないのでたまにしか上がってません)
バラの事を知れば知るほどバラ沼にハマっていきます
バラを求めて三千里 古い??
そんなあなたに紹介したいバラは沢山ありますがまたパート2でご紹介します。